2017年春期プログラム募集開始しました!

  • 2016.12.14 Wednesday
  • 11:51

サイマル・アカデミーでは、現在2017年春期プログラムの受講生を募集中です楽しい

 

サイマルの通訳・翻訳の授業を受けてみたい方、英語・中国語のスキルアップを図りたい方、など様々な方に向けたクラスをご用意しました。4月から本格的に受講を検討している方や、普段忙しくて時間が取れない方は、ぜひこの機会にご検討ください四葉のクローバー

 

【開講期間】2017年2月12日(日)〜4月8日(土)

【開講校・コース】

旗 東京校:英語コース(通訳・翻訳・語学力強化)、中国語コース(通訳・翻訳・総合中国語)、フランス語コース(通訳)

旗 大阪校:英語コース(通訳・翻訳・語学力強化・受験対策)、中国語コース(通訳)

 

申込締切やクラスの詳細につきましては、サイマル・アカデミーのウェブサイトにてご確認ください!みなさまのお申し込みお待ちしておりますにじ

 

2016年10月1日実施 通訳キャリアアップ・セミナー アフターレポート

  • 2016.11.21 Monday
  • 10:11

サイマル・ビジネスコミュニケーションズ(SBC)との共催で、「通訳キャリアアップ・セミナー」を実施しました。受講生に今後のキャリアのヒントにしていただくことを目的に、これから社内通訳者をめざす方を対象として、SBC担当者、現役通訳者の双方から実例や体験談を紹介しました。

 

第1部 SBCコーディネーターから
「通訳という仕事/企業が求める通訳人材とは?」「職務経歴書を魅力的にするポイント」というテーマで、社内通訳者の役割と、求められる通訳者像について、さらに社内通訳者として応募する際にどのような点をアピールすべきか、という内容をお話ししました。

 

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社内通訳者は、たとえばプール制の場合、社内のあらゆる部署のニーズに対してスピード感をもって対応できることが求められます。ひとつの企業の中で経営トップの会議から現場に近いミーティングまで、様々な通訳を担当することが多いため、社内で段階を踏める点や社内フィードバックがもらえる点、ほかの社内通訳者と切磋琢磨できることが、一つのメリットになります。

急な通訳案件も多いため、「柔軟性」「コミュニケーション力」、また今後の成長を期待して「学ぶ姿勢があること」は社内通訳者として重要です。その他にも、フリーランスとは違う社内通訳者のメリットや、企業から求められる社内通訳者はどういう人なのか、通訳以外に翻訳業務がある場合など、たくさんの社内通訳者の方を見てきたからこそのコーディネーターの話に、みなさんメモをとりながら真剣に聞いていました。

また、職務経歴書は「採用担当者がどこを見ているのか」を踏まえて、記載したほうが良い内容はどのようなものか、通訳・翻訳・秘書をめざす場合でケースごとに説明。通訳・翻訳への応募ならではの記入内容の説明もあり、かなり興味深い話でした。


第2部 現役通訳者から
サイマル・アカデミーを卒業し、現在社内通訳者として活躍している湯口直子さんを講師に、通訳未経験からどのように社内通訳者になったのか、そのステップアップについてのお話など、多岐にわたりお話しいただきました。

現在は、外資系損害保険会社で社内通訳者として活躍されている湯口さん。社内のあらゆる会議のウィスパリング業務をはじめ、役員のアテンドやレセプションでの通訳など、様々な通訳業務をこなしています。ご自身がどのように業界を選んで現在に至ったのかについては、「最初は社内通訳者として様々な経験を積むことを重視し、身につけたい知識などで業界を選ぶようになったのは後になってから」とおっしゃっています。

 

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印象的だったのは、アカデミー在籍中のエピソード。SBCを通じて社内通訳者の仕事をしていた頃、在籍クラスではまだウィスパリングの訓練が始まる前で、業務上の必要性から先に実地(仕事)でウィスパリング業務をすでにしていたそうです。「いま言うと怒られちゃうかもしれませんが、会社でウィスパリングの実践を積んでアカデミーでのテストに備えている感じも実はありました」という、今だからこその笑い話も。

第2部は座談会形式で、参加された受講生の方もざっくばらんに質問をして、とても活気のあるセミナーになりました。

 

嬉しいセミナー参加者の声

・社内通訳者として大切なことや、心掛けることを確認できた。
・現役通訳者の方にいろいろと直接質問させていただくことができ、とても参考になった。
・社内通訳の経験が長い方のお話を伺うのは初めてで、具体的でとても勉強になった。
・レジュメの書き方について、具体的なポイントを示したお話は大変参考になりました。

 レジュメを書きなおします。

 

えんぴつ サイマル・アカデミー通訳者養成コースについて

サイマル講師の翻訳本が出版されました!

  • 2016.11.14 Monday
  • 10:35

今月出版されました、サイマル・アカデミー翻訳者養成コース講師の翻訳本のご紹介です。

読書の秋にぜひ読んでみてはいかがでしょうか落ち葉

 

本 【東京校】翻訳者養成コース講師 三木俊哉先生

 

起業への挑戦.jpg『起業への挑戦』

ガイ・カワサキ著 海と月社


人生は短い。夢をあたためているひまはない!資金調達、採用、組織運営、製品づくり、売り込み、宣伝…。起業の現実を知り尽くした「アップル伝説のエバンジェリスト」にして「全米屈指のベンチャーキャピタリスト」だけが知っている、“本当の”成功者のやり方。

 

 

GRIT(グリット) 平凡でも一流になれる「やり抜く力」.jpg『GRIT 平凡でも一流になれる「やり抜く力」』
リンダ・キャプラン・セイラー、ロビン・コヴァル著 日経BP社

 

GRITは、いま米国で最も注目されている「成功のためのキーワード」です。最新科学で明らかになったのは、「真の成功」のための最重要要因は、生まれながらの才能やIQではなく、GRITだということです。GRITは、Guts(度胸)、Resilience(復元力)、Initiative(自発性)、Tenacity(執念)の頭文字をとった造語で、「やり抜く力」を意味します。

 

本書は、豊富な実例をもとに、GRITの身に付け方を手ほどきします。著者は、米国広告業界に旋風を起こしたリンダ・キャプラン・セイラーとロビン・コヴァル。彼女たちは、アフラックのアヒルCMの発案者として米国で広く知られています。さまざまなビジネスシーンにおいて、また子育てや日常生活の場面において、GRITをどのように育成していけばいいか、具体的かつ実践的に解説します。

 

 

本 【大阪校】翻訳者養成コース講師 北野寿美枝先生

 

虎狼.jpg『虎狼』
モー・ヘイダー著 早川書房

 

村から離れた邸宅に住む一家に、とつぜんの恐怖が襲いかかった。2人の男が侵入し、両親とその娘を邸内に拘禁したのだ。自由を奪った家族を、男たちはじわじわといたぶる。その真の目的とは?救いの手は来ないのか? だが、とっさの機転で邸宅から放たれた一家の飼い犬は、偶然にもキャフェリー警部のもとへ行き着いていた。ウォーキングマンの示唆を受けたキャフェリーは、犬の飼い主を探しはじめる。雲をつかむような捜索は、はたして一家を救えるか?「サスペンスの新女王」が放つ、緊迫感にあふれる最新作。

 

 

書店等で見かけましたら、ぜひお手に取ってみてください嬉しい

これまでの先生方、修了生の翻訳本の紹介はこちらから!

2016年3月6日開催 『通訳者・翻訳者への道in大阪』 アフターレポート

  • 2016.11.04 Friday
  • 18:19

大阪校のコースリニューアルを記念した特別企画として、大阪で初めて「通訳者への道・翻訳者への道」を開催しました。第2部は、長年、サイマル・アカデミー大阪校で日英翻訳コースを教えていただいている野口ジュディー先生の「翻訳者への道」です。

 

野口先生(サイズ調整済).png講師:野口ジュディー
サイマル・アカデミー大阪校で日英翻訳コース講師。ハワイ出身。
化学で学士を取得し、来日後、専門英語教育に興味を持つ。教育学修士課程、応用言語学博士課程修了。フリーで翻訳業をスタート後、理系論文の添削もしながら、現在は神戸学院大学グローバルコミュニケーション学部長を務める。

 

野口先生はハワイご出身の英語ネイティブ。セミナーは英語で行なわれ、第1部同様、サイマル・アカデミー修了生による同時通訳(英→日)付きでした。
今回は、先生の研究テーマであるESP(English for Specific Purposes)について、また、サイマルの授業でも教えているESPアプローチや、Corpusを駆使した翻訳についてお話ししていただきました。


ESP(English for Specific Purposes)とは
初めて耳にする方がほとんどかと思いますが、ESPとは「特定の目的のための英語」のことを指し、機械翻訳の指針にもなっているものです。例えば、大学病院に勤務している医師を例に挙げると、医師は論文や学会発表の資料を読み書きし、また日々進歩する医療・治療法を研究する研究者のネットワークの一員でもあります。そこにはひとつの共通目的をもった集団(ディスコース・コミュニティ)で使われる特定の英語が存在します。この「特定の英語」がESPです。

 

また、ひとつのESPの中にも、コミュニケーションの目的・用途によって様々なGenre(例えば、学術論文、取扱マニュアルなど)が存在し、そのGenre毎に繰り返し現れる言葉や表現、特定のパターンやルールがあります。

 

野口先生のESPとの出会いは、翻訳者として企業のアニュアルレポートの翻訳に携わった際、過去の文書の参考例や、国内・海外での他社事例を参考に「その業界でどういった言い回しをしているか」をリサーチし、社内で使えるフレーズブックや外部の翻訳者も使える専門用語集の作成に立会ったところからだそうです。
ESPはディスコース・コミュニティの環境の中で活動するために必要な言語で、翻訳はもちろん通訳を学ぶ人、ビジネスの分野で活躍する人にも重要であり、「学術的・理論的なだけでなく、実用的なアプローチ」だとおっしゃっています。

 

Genreの分析
効果的にコミュニケーションを取るためには、ディスコース・コミュニティの中にどのようなGenreがあり、それぞれにどのような特徴があるかを理解することが重要です。

 

セミナーでは、Genreの特徴を理解することが重要ということで、ひとつの例をあげて説明をしていただきました。
今回は「取引会社への販売価格改定」のビジネスレターを例に、日本語版と英語版の2種類を横に並べ、時候の挨拶、価格改定の本題、その理由にあたる部分を色分けし、順序や分量を比較しました。

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 日本語版には時候の挨拶などの“Politeness expressions”が多く、英語版は“What?” “When?”が最初に来るなど、情報の順序や情報量の点で文書の作りに大きな違いがありました。つまり、Genreの特徴を反映せず、単に機械的に翻訳するだけでは、本来の目的(この文書の場合は価格改定の了承、および取引の継続)が達成できない可能性があると考えられます。

 

Corpusの薦め
翻訳者としてGenreの特徴を理解することは重要で、その為には自分でCorpusを構築することが大切だと野口先生はアドバイスされています。Corpusとはテキストのデータベースのことです。セミナーの中で先生はAntConcというソフトを使用し、データベースの中から様々な用語の使い方を探すデモンストレーションをしてくださいました。

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皆さんも使い方に迷う“such as”と“like”の良く似た表現や、“however”のセンテンス内での位置などをCorpusで検索した結果も発表され、使用される分野によって使い方が異なることを実際の画面で見せていただきました。また、コロケーション(“heavy rain”などの正しい単語の結びつき)を勉強するという意味では、Corpusは翻訳者だけでなく通訳者をめざす方にもぜひ使ってもらいたいツールだとおっしゃっていました。

 

良い翻訳をするための“OCHA”
野口先生は、普段クラスで“Observe/Classify/Hypothesize/Apply”が大切だと生徒さんに言っておられるそうです。その文章が「何の目的で、誰のために書かれているのか、どういった情報がどのような順序で出てきているのか」をよく観察して翻訳し、翻訳をしたら声に出して読んでみて表現を確認することも大切だとおっしゃっていました。


日本人にとって日英翻訳はハードルが高いと思われがちですが、野口先生のお話にあったESPアプローチで、使えるものをフル活用することによりハードルが下がるのではと感じました。また英文ライティングにも活かせるESPアプローチをもっと多くの人に知ってもらえればなとも思いました。

 

えんぴつ サイマル・アカデミー大阪校 翻訳者養成コースについて

旗 これまでの「通訳者への道・翻訳者への道」セミナーはこちら

 

2016年8月27日開催 『通訳者・翻訳者への道』 アフターレポート

  • 2016.10.31 Monday
  • 14:42

サイマル・アカデミーでは、定期的にセミナー「通訳者への道」「翻訳者への道」を開催しています。こちらでは2016年8月27日(土)に開催された『翻訳者への道』についてレポートします!今回の講師はサイマル・インターナショナル登録翻訳者の桧垣さゆりさんで『17年間のブランクを経て、プロの翻訳者として社会に出るために、身に付けたこと』というテーマでお話しいただきました。

 

桧垣さん写真_web.jpg講師:桧垣さゆり(サイマル・インターナショナル翻訳者)
専業主婦として家事と育児に専念した後、2003年10月よりサイマル・アカデミー実践英語コース(現・総合英語)を受講。その後、翻訳者養成コース(産業翻訳英日基礎科・本科)を経て、2005年10月にサイマル・インターナショナルに登録。経済、経営などビジネス全般を中心に、英日翻訳と校閲を担当。

 

 

桧垣さんは「産業翻訳者」ということで、「産業=ビジネスや企業活動の流れ」になぞらえて、ご自身が翻訳者になった道筋や翻訳に必要な勉強についてお話しくださいました。

 

「フリーランスで仕事をするということは『企業を経営することのミニチュア版』のような側面がある。」というお話から、始まった今回のセミナー。企業経営において「マネジメント力=今あるリソースを使って最大限の成果を上げること」と定義したうえで、「会社勤めをしていれば、日々の仕事で身につく知識なのかもしれないが、主婦だった自分は翻訳者養成コースに入ってビジネス知識を身につけた。企業活動の考え方を知ることは翻訳のための知識ばかりでなく、自分自身が仕事をする上でも大きなヒントを得たし、ずいぶん助けられた」とおっしゃっています。

 

プロになるにはマネジメント力が必要 ―基礎研究から商品開発へ―
桧垣さんは長い主婦生活の後、翻訳者になりたいという思いからサイマル・アカデミーに入学。まず最初は英語力強化のため実践英語コース(現・総合英語)から受講を開始し、レベルの高いクラスメイトから刺激を受ける日々を送っていました。ですが、『いつまでも(実践英語コース受講を)続けていても具体的に仕事に結びつかない』と気づき、翻訳者養成コースへ移る事を決めました。

桧垣さん自身の中で「自分のマネジメント力の第1歩」と感じたのが、この翻訳者養成コースへの入学でした。
この「翻訳者養成コースへ移ろう」という決断を企業活動で例えると「基礎研究段階から商品開発の段階に移った」と桧垣さんは言います。

モノを売る以上、商品開発をしない会社はない。つまり、「翻訳者としてやっていきたいなら、翻訳の勉強(=商品開発)をしなければ、翻訳者にはなれない」ということに気づいたそうです。実践英語コース時代のクラスメイトは高い英語力を既に持っているにも関わらず、「まだまだ英語が足りない」と尻込みする方が多数だったそう。英語力が足りないから、翻訳者になれないかもしれないと、ずっと基礎研究(=英語の勉強)を続けてしまい、夢見ていたはずの翻訳に必要な商品開発(=翻訳の勉強)にいつまでたっても移らないクラスメイトがいた、というエピソードに続けて「怖がっていつまでも先に進まないのはもったいない。たとえ翻訳者になれなくても失うものは少ないのだから、リスクを取ってでも自分で決断が必要」と力強いメッセージをいただきました。

 

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産業翻訳の魅力 ―商店街から地球の裏側へ―
産業翻訳の勉強を通じて桧垣さんが感じたこと、それは「自分の身近な出来事とグローバルな世の中の動きが、実は地続きだった!」ということだったそうです。

主婦だったとき、桧垣さんにとっての世界は「家や子供の学校、商店街」など限られていました。それが、1歩外に出てみると、意識は地球の裏側まで一気に広がったと言います。「個人レベルから、会社レベル、国家レベル、世界全体と見渡すことができるようになり、仕事を通して間接的、時には直接的に関われること、そして居ながらにして広い世界や時代の最先端につながれるのが産業翻訳の魅力です。」


今回のセミナーでは、翻訳の勉強をする中で身につけた「企業活動での様々な考え方」が、産業翻訳に必要な知識としてだけでなく自分の決断やモノの考え方にとても役に立った、というお話で非常に印象的でもあり、また心にも強く響きました。翻訳者養成コースに進んだ後も、17年間主婦業に専念されてきた桧垣さんと現役ビジネスパーソンとでは、課題1つをこなすにも翻訳作業に取り掛かる前段階の内容理解から苦戦されたと言いますが、全く知らなかったビジネスの知識を時間をかけてひとつずつ調べ、身につけながら取り組むことで、入学から1年半で翻訳者登録につなげた桧垣さんの努力に、きっとセミナーに参加された多くの方は背中を押されたことと思います。
 

旗 サイマル・アカデミーの翻訳者養成コースについて

四葉のクローバー これまでの『通訳者・翻訳者への道』セミナー

2016年8月27日開催 『通訳者・翻訳者への道』 アフターレポート

  • 2016.10.27 Thursday
  • 10:40

サイマル・アカデミーでは、定期的にセミナー「通訳者への道」「翻訳者への道」を開催しています。 こちらでは2016年8月27日(土)に開催された『通訳者への道』についてレポートします!今回の講師はサイマル・アカデミー通訳者養成コース講師の今井美穂子先生です。

 

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講師:今井美穂子(会議通訳者、サイマル・アカデミー講師)
上智大学外国語学部英語科卒。映画配給会社に勤務しながら、3年間サイマル・アカデミーの通訳者養成コースに通う。2008年秋、同時通訳科(現・会議通訳コース)修了。現在はエンターテイメント業界を中心にフリーランスの通訳者として活躍する一方、通訳者養成コース(通訳機砲よび準備コース(通訳準備)の講師として後進の指導にあたる。 

 


サイマル出身の通訳者の中で、エンターテイメント業界を中心に通訳業務をされている方は実は珍しいのですが、今回のセミナーでは今井先生が通訳者に転身する前の経歴を活かして活動するに至った経緯や、エンターテイメント業界での通訳のお話、また普段アカデミー講師として教える立場から、業界によらず通訳者に求められる勉強や姿勢など様々なお話をしていただきました。


「英語が喋れる」と「通訳ができる」は別物
セミナーの冒頭では、司会者が読み上げるご自身のプロフィールを逐次通訳していただきました。先生は幼少期に海外で暮らしていたことのある帰国子女。しかし、英語は喋れても通訳はできないということを強調していました。英語のFluencyが高い人は、「通訳っぽい」ことはできるかもしれませんが、冗長な表現になってしまうことが多く、決して「うまい通訳」とは言えないそうです。「『通訳の勉強』をしないと、要領よくまとめて訳出することはできない。通訳学校に入って天狗の鼻を折られました」と通学時代の苦い思い出を語ってくださいました。
逆に、帰国子女や留学などの海外経験がなくても、日本でコツコツ勉強して通訳者になった人は、その後もコツコツと経験を積み、優秀な通訳者になるケースも多いそうです。


通訳・翻訳の両立と、向き・不向き
今井先生は通訳業がメインですが、翻訳を頼まれることもあるそうです。ですが、全く関係のない分野というよりは「芸能」という主軸の元、翻訳業もやっています。「ビジネス通訳も文芸翻訳もやる、というようにオールラウンドで通訳・翻訳をやるのは不可能です。第一線で活躍するならどちらかに絞った方がいい」とのこと。
その中で通訳向きの人は『潔い人』『失敗を引きずらない人』『ある程度出たがりで虚栄心がある人』、翻訳向きの人は『言葉に対してこだわる人』『じっくりと物事を考えられる人』と分析されていました。

 

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“Preparation or Lack thereof makes or breaks the interpreter”
準備をしたかしないかが通訳の正否の分かれ目である。

セミナーではいかに事前準備が大事かを説く場面が多々あり、その中でも「背景知識」という言葉を多く耳にしました。映画は様々な世界をテーマに扱うため、多岐にわたり知識が豊富でないと話者の思考のフローが頭に入って来ず、直訳になってしまい、聴き手に伝わるいい通訳ができないそうです。また、知らない単語に出会ったときも背景知識を持っていると、話の前後でその単語の意味を推測することもできます。

例えば今井先生の場合、1人の監督のインタビューを通訳するのに、その監督のこれまでの作品や過去のインタビューを調べて動画があればチェックしたり、また本を執筆されている場合はなるべく目を通すようにしています。他の分野の通訳者同様、単語帳づくりも欠かせない作業です。

年間200本、週4本ペースで映画を観て、常に情報収集をしているそうで、「通訳している時間だけが通訳ではない。準備している時間も含めて通訳なので、正直遊ぶ時間はないです。」とプロ通訳者の厳しさも教えてくれました。

 

ハリウッドスターや有名な映画監督など、華やかな場面での通訳をしている今井先生。一方、仕事のためにスプラッタ系のホラー映画を観続ける日々や、日活ロマンポルノの映画を観続ける日々など、趣味の映画鑑賞では観ることのないジャンルも観なくてはいけない、などの芸能通訳者ならではのエピソードも。休み続けることなく準備に余念がないプロの熱い一面が垣間見えるセミナーでした。

 

旗 サイマル・アカデミーの通訳者養成コースについて

旗 前回の『通訳者への道(2016年2月28日実施)』はこちら

【11/20開催】医薬翻訳者のための Global Pharma English ワークショップ

  • 2016.10.05 Wednesday
  • 17:34

昨年は「医療・医薬翻訳者のためのGlobal Englishセミナー」として開催しましたが、今回は「ワークショップ」としてパワーアップして開催いたします!

 

えんぴつGlobal "Pharma" Englishとは?
Lee Seaman氏が提唱するGlobal “Pharma” Englishは、ネイティブ言語を問わずどんな読み手でも早く、正確に読める翻訳文です。Clear, Concise, Coherent な英訳文を書くことで、翻訳のリーダビリティを向上させます。国際化が著しい医薬業界では益々求められるスキルです。昨年11月に実施したセミナーでは、Global English の概要やその意義について説明しましたが、今回は少人数のワークショップ形式で実施します。
Clear, Concise, Coherent な英訳文とは具体的にどのようなものか?
どうすれば書けるのか?
実案件を想定した課題やグループディスカッションを通して実践的に習得します。

 

四葉のクローバー 教材は「照会事項及び照会事項の回答文」と「治験関連文書」を取上げる予定です。

 

講師推薦があった方はグループ翻訳会社リンクトランス・サイマルに

翻訳者としてご紹介します。

 

【日時】2016年11月20日(日)14:00〜17:00

【講師】Lee Seaman(翻訳者)
【会場】サイマル・アカデミー東京校
【定員】16名(申込順・定員に達し次第締切)
【受講料】30,000円(税込)
【対象】

・日英翻訳者で医薬翻訳を学びたい方
・製薬会社等で英文資料作成や翻訳をしている方
・Global English に興味のある医薬翻訳者
・医薬翻訳を学習したことがある方

 

【申込締切】10月24日(月)★開講決定につき現在募集中!★

【申込方法】申込書に翻訳学習歴、経歴書をご記入のうえ、アカデミー事務局にご提出ください。

 

申込書や経歴書、その他詳細はサイマル・アカデミーウェブサイトにて!

 

みなさまのお申し込みお待ちしております楽しい

 

パソコン Seaman先生が担当するインターネット講座「日英医薬翻訳 上級」好評配信中!

2016年3月6日開催 『通訳者・翻訳者への道in大阪』 アフターレポート

  • 2016.09.26 Monday
  • 13:18

大阪校のコースリニューアルを記念した特別企画として、大阪で初めて「通訳者への道・翻訳者への道」を開催しました。第1部は、日本の会議通訳者の草分け的存在で、サイマル・アカデミー東京校で「会議通訳コース」を教えられている小松達也先生による「通訳者への道」です。

 

かつて、大阪に住んでいたことがある小松先生。
「大阪の人は東京の人よりよく話す、Talkativeな人が多い。ハッキリものを言う大阪の人の方が通訳者に向いている」というお話から、今回のセミナーは始まりました。

 

嬉しい 私はこうして通訳者になった
高校時代からアメリカの映画とジャスに魅せられた小松先生はアメリカに憧れをもち続け、大学卒業後、米・国務省で募集していたワシントン駐在の通訳者試験に合格。そして25歳の時に渡米。「アメリカに行きたかった想いが募って渡米し、その手段が通訳だった。そんなことで私の通訳人生が始まった。」とおっしゃっています。
渡米した頃は、日本がまだアメリカから経済援助を受けていた頃で、日本から来る経済人・ビジネスマンの訪問団に同行して自動車や鉄鋼などの工場視察や会議で同時通訳をする日々を送っていました。
アメリカでのプログラム終了する頃、1964年東京オリンピックが終わった後の日本では、国際会議がようやく開かれるようになり通訳の需要が増加。1965年に一緒に帰国した村松増美さん、國弘正雄さんとサイマルを立ち上げました。


四葉のクローバー 通訳の楽しみは
“the first page of history(歴史の第1ページ)”という、ジャーナリズムを指す言葉があります。「ジャーナリズムは歴史の第1ページ、ほかの人が知るより前にジャーナリストが知っている」ということを指すわけですが、「通訳者は会議に同席して通訳するので、実はジャーナリストより前に知っている!通訳者は歴史の第一線にある仕事である。」と小松先生は言います。「カッコイイ、いい案件の通訳をずっとやらせてもらい恵まれていた」と話す小松先生は、沖縄返還の日米交渉やオイルショック、日米貿易交渉、サミットなど歴史が動く場面で通訳をされてきました。

また、普通は会えない方々に会うことができるのが通訳者の面白みの一つ。ただ会うだけでなく、その人を通訳するために、その人のことをいろいろ勉強する。時には直接話す機会もあって、その人の人柄を知ることができる楽しさがあります。「佐藤栄作氏から小泉純一郎氏までの歴代の首相、米国大領領もクリントン氏まで、財界人も松下幸之助氏、ソニーの森田氏、ホンダの本田氏・・・みなさん実に面白い人だったが、普段会うことができない魅力的な方々と会い、話をする機会が持てたのも通訳者だったから」とおっしゃっていました。
また、仕事で世界を飛び回り、異文化に触れられること、サラリーマンのような縛りがなく自由な仕事であること、年齢に関係なく仕事をすることができるのも魅力の一つです。

 

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えんぴつ 通訳の技術:通訳者に求められること
「通訳は人の言うことをよく聞いて正しく理解し、その内容を分かりやすく、明瞭に、そして自然な言葉で、聞く人に伝えること」とおっしゃる小松先生は、その為に何が必要かを語ってくださいました。

まずは高い語学力。
実は英語のプロ通訳者で帰国子女は全体の25%〜30%程度。つまり、大多数は日本で英語を身につけた人たちで、それでも十分プロの通訳になれるわけです。
そのために必要なことは2つ。1つは各自が英語力不足を自覚し、プロになった後も日々英語力アップの努力を続けること。もう1つは限られた英語力を使っていかにうまく通訳できるかどうか、だそうです。
また、訳出に関して、日本語と英語の語順の違いから自然でなくてもいいという考え方もあるようですが、小松先生は「プロの通訳者であれば自然で分かりやすい表現にこだわってほしい」と普段教鞭を取られているからこそのお話もありました。

その次に重要なのが知識を付けること。
ビジネス、政治、環境、医学・・・それらの知識を持っていなければ、本当の意味で話の内容を理解することは難しくなります。身につけた知識を使って表現することが大切で「通訳者は言葉ができる知識人であり、コミュニケーション能力のある通訳者は現代に一番必要な人材」「通訳や翻訳の学習をすることで国際的知識人になれる」とおっしゃっています。

興味深かったのは、「通訳者も自分の意見を持たなければいけない。興味をもつ分野を見つけ、そこから自分の意見を形成していくとも大事である。通訳者は客観的な立場で、自分の意見を言ってはいけないが、人のことを理解し表現するためには、自分の意見・意思も必要である。」というご意見でした。これは通訳だけでなく、私たち皆に必要なことかもしれません。


その他、事前に寄せられた質問にもお答えいただきました。

 

通訳の仕事の未来は? 
日本に平和と経済成長が続く限り、日本での通訳業界の成長もゆるやかではあるが成長が続くのではないか、日本のビジネスと連動して縮小することはないと思う、と小松先生はおっしゃいます。「よく、コンピューターが通訳に替わるかという質問がありますが、人間の言葉は複雑で、表面上の言葉ではなく心を読まなければ通訳はできません。その点でコンピューターが通訳に替わることはないと考えています。」

 

日本において通訳の資格制度が必要か? 
通訳市場は自由競争市場でありクライアントが適切な評価を下してくれているので、自由競争で案外うまく機能している、と小松先生は見ています。「資格制度がないのは問題ではあるものの、それによる不自由があるわけではない。しかし、通訳は買い手市場であるため、残念ながら通訳者の地位はあまり高くない状況であるのが現状」「通訳者の地位を上げるには、通訳者が自らを正し自らをより立派な通訳者になるようにし、地位を上げていくことが必要」と考えておられるそうです。そうすれば、通訳という仕事がより魅力的なものとなり、後に続こうという人も増えるのでは、とお話しくださいました。


通訳の第一人者の話とあって、会場の皆さんはとても熱心に聞き入っていました。
また当日は、サイマルの卒業生が小松先生の話を日→英同時通訳するパフォーマンスもあり、「実際の同時通訳を聞けて勉強になった!」という方も多く見受けられたセミナーでした。

 

★通訳者・翻訳者への道(20160306) 032.JPG

同時通訳ブース


 

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2016年6月19日実施 翻訳キャリアアップ・セミナー アフターレポート

  • 2016.09.20 Tuesday
  • 16:23

翻訳学習者の受講目的はさまざまです。なかでも多いのは「フリーランス翻訳者」になること。在宅で仕事ができる、自分のペースで働けそうなど会社勤めにはない魅力に惹かれて、語学力を活かす職業の一つとして関心を持つ人が多いようです。一方で、フリーランス翻訳者の働き方を具体的にイメージできる人はどれくらいいるでしょうか。フリーランス翻訳者になるには?求められる経験・スキルは?そもそも翻訳業界っていったいどんなところなのか?


6月19日に開催した「キャリアアップ・セミナー」では、サイマル・グループの翻訳者採用担当や翻訳コーディネーターがスピーカーとなり、産業翻訳業界の全体像をお話ししました。現場スタッフならではの授業ではなかなか聞けない話に、約20名の参加者は熱心に耳を傾けていました。
ここでは、翻訳に関心をお持ちのブログ読者のみなさんへ、セミナーの内容をご紹介します。


えんぴつ マーケット概要
最新の『翻訳白書』(日本翻訳連盟発行)によれば、日本の翻訳市場は約2千億円。分野別にみると、「科学・工業技術」、「ビジネス一般」の順にそれぞれが全体の約4分の1ずつを占め、「コンピュータ」、「医薬・バイオ」と続きます。「出版翻訳」と「映像翻訳」はふたつをあわせても5%強。つまり、市場のほとんどを産業翻訳が占めているのです。
ITや医薬など専門性の高い分野が並ぶなか、2番目に位置するのは「ビジネス一般」。サイマル・グループで特にご依頼の多い分野です。このカテゴリーには業界を問わず企業や団体の経営資料、プレスリリース、報告書といった一般文書が含まれます。経営や会計などビジネスの基礎知識は産業翻訳者には常についてまわりますから、当校の教材でもよく取り上げます。経営企画や財務・会計、マーケティングといった業務に携わっているビジネス・パーソンなら、仕事で身につけた知識を活かせるでしょう。あまり馴染みがないという方は普段から経済紙に目を通すなどして知識習得に努めることをお勧めします。

 

嬉しい 翻訳エージェントと翻訳コーディネーター
フリーランスの産業翻訳者はまず翻訳エージェントに登録し、エージェント経由で仕事を請けるのが一般的です。エージェントにはコーディネーターと呼ばれるスタッフがいて、原稿受け取りから訳文納品までの作業工程を管理しています。用途や納期など翻訳ニーズをクライアント(依頼元)にヒアリングし、条件に最もふさわしい翻訳者を選定、時には納品後のクライアント対応をすることも。翻訳者のほか、校閲者、英語ネイティブチェッカーや編集者といった複数の作業者の中心となって訳文の品質管理を担うのもコーディネーターの役目です。翻訳者をめざすみなさんが将来やりとりをすることになるのが、この翻訳コーディネーターです。

 

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足 プロへの第一歩
先の説明の通り、フリーの翻訳者はエージェントから仕事を受けるのが一般的です。となると、プロをめざす学習者の第一のハードルは「トライアルにパスし翻訳エージェントに登録すること」と言えるでしょう。エージェントはたいてい書類審査とトライアルで翻訳者を選考します。登録の基準はエージェントにより異なりますが、プロに求められるスキルとして共通しているのは、高い語学力、リサーチ力、専門知識、一定の翻訳スピードなどです。
今回は採用担当者から履歴書・職務経歴書の見本を配布し「採用側はここを見ている」というポイントを紹介しました。文書作成が仕事の翻訳者。内容はもちろんのこと、誤字脱字なく読みやすいレイアウトに仕上げて、エージェントに好印象を与えましょう。


パソコン 安定して仕事を得るために
エージェントに登録してプロ翻訳者としてスタートを切ったら、次なる目標は継続して仕事を依頼してもらうことに変わってきます。先に述べたとおり、翻訳者がやりとりする相手は翻訳コーディネーター。継続して仕事を得るためにすべきことは、一つひとつの案件に丁寧に取り組み、コーディネーターの信頼を得ることに尽きるでしょう。一定の水準を保つ安定した翻訳力のほか、納期の遵守、連絡の取りやすい環境づくりも大切です。なかでも、連絡に対するレスポンスが早く、円滑にコミュニケーションが取れる翻訳者は安心感がありコーディネーターに好まれます。プロになったら意識していただきたいビジネスマナーのひとつです。


四葉のクローバー 翻訳OJT制度
セミナー後半は4月コースからはじまった「翻訳OJT制度」を紹介しました。この制度はリンクトランス・サイマルの協力のもと、授業で学んだことを実際の翻訳案件で実践する機会を提供する新たな試みです。教室では決して学べないたくさんの利点があります。

 

 実務を経験できる >>> 仕事の依頼の流れ、実案件のスピード感を体験できます
プロの校閲を受けることができる >>> 翻訳“商品”として不足している点がわかります
実績をつくることができる >>> 翻訳実務経験のひとつに加えることができます


翻訳エージェントに応募する時にはほとんどと言っていいほど実務経験が問われます。学びながらその実績をつくることができるのがこの制度の最大の魅力です。当校にはこのほか、グループ翻訳会社への優秀者推薦制度を設けています。経験ゼロからプロをめざす方にぜひ活用していただきたいキャリアサポート・サービスです。


花 セミナーを終えて
「明確に」または「漠然と」、「今すぐにでも」あるいは「数年先に・・・」。決意の度合いはそれぞれでしょうが、「翻訳者」という職業ついてもっと知ろうと熱心にメモをとる参加者の姿が印象的でした。
参加者からは次のような感想が寄せられました。

● 翻訳のマーケットがわかって良かったです。エージェント登録の流れについてもよく理解できました。

● 翻訳コーディネーターやその他のスタッフの役割をイメージすることができた。

● 受講し始めたばかりで、この先どのように仕事につなげることができるのか不安でしたが、めざすべきものがより明確になり良かったです。

 

業界や職業に関する情報収集は仕事を選ぶ上で不可欠なこと。現場で働くスタッフの、具体的なエピソードを織り交ぜた臨場感ある話は参加者の学習意欲をおおいに刺激したようです。今後も旬の業界情報をお届けし、受講生のみなさまのキャリアアップをサポートしてまいります!(翻訳者養成コース担当)

 

旗 前回のキャリアアップ・セミナー(2016年1月17日実施)

旗 サイマル・アカデミーの翻訳者養成コースについて

 

プロ通訳者になれる人・なれない人〜通訳・翻訳ジャーナル秋号より〜

  • 2016.09.05 Monday
  • 15:11

現在発売中の『通訳・翻訳ジャーナル秋号』にて掲載されている「通訳者・翻訳者になれる人、なれない人」という特集で、サイマルの通訳者養成コースの講師が協力しました!

 

「こんな資質の人がプロになれる…」「講師が教える学習者がつまずきがちなポイント」など

プロを目指す人なら誰しも気になる情報が満載です嬉しい

今回は、この取材記事で協力した講師のアンケート回答をいくつかご紹介します。

 

旗 通訳者になるために必要な資質の中で、特に重要なもの

積極性、向上心、サービス精神、コミュニケーション能力など、様々な回答がある中で一番多く挙げられていたのが『好奇心』でした。

通訳の仕事は幅広い分野に対応しなくてはならないので、知的好奇心があり、その案件の背景をより詳しく掘り下げられることに抵抗がない方が向いています。以前、「通訳者への道」セミナーで長井鞠子さんも同じことを仰っていました。

 

旗 通訳者になるための必要なスキルとは?

前述の「好奇心」から分かるように「リサーチ力」、またフリーランスをめざす人は「営業力」も大切と先生方は仰っていましたが、特に多く挙がっていたのは「日本語の運用力」でした。

英語やその他外国語につい注力してしまいがちですが、TPOをわきまえた日本語は必要不可欠。また、四字熟語や古典などを引用して話す方もいるので、日ごろからそのような勉強も大切です。日本語力の向上方法についてはSIMUL CAFEでも取り上げていますコーヒー

 

旗 受講生がつまずきがちなポイントって?

「聞き取れない」がゆえについメモをたくさん取ってしまう方が多く見受けられます。単純に「聞いて」「理解する」ことができていないので、メモを取らずに要約練習などをしてメッセージを聞きとる訓練をした方が効果的だそうです!

 

その他の資質や苦手ポイントの克服方法は、『通訳・翻訳ジャーナル秋号』に掲載されています楽しいサイマル・アカデミーの受講生インタビューも掲載されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

 

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