近ごろの勧誘

  • 2009.06.02 Tuesday
  • 10:06
BY三木俊哉
こういうことがちょくちょくある。

 

ピーンポーン(インターフォンが鳴る音)。「こんにちは。このあたりで○○を扱っている者ですけれども、皆さんにご案内を差し上げております。もしよろしければお話をと思いまして。玄関までお願いします」

 

昔なら「ご案内を差し上げております」あるいは「お話をと思いまして」で終わっていたのかもしれない。それがどうも最近は、玄関まで来いという人が多い。それこそ「『お話をと思いまして』で終わっていた」弱気のパターンでは通用しないことを反省してのトークなのだろう。そう想像したりもするのだけれど、でも反省するなら別の反省をしてもらいたい。

 

拳銃を突きつけられでもしたら別だろうが、インターフォン越しにこんな「脅し」をかけられたら、かえってこちらは反発を覚えてしまう。少なくとも私は意地でも玄関には出ない。玄関までお願いします? まるで漫才師が「笑うようお願いします」と言っているようなものだ。悔しかったら自分の話術で玄関まで来させなさい。

 

勧誘ではないが、「新聞休刊日のお知らせ」もかつては横柄だった記憶がある。「明日は新聞休刊日とし、新聞の製作は休みます」――そんな感じだった。もうちょっとへりくだったらどうかと思っていたら、その後、「休ませていただきます」になったような気がする。

 

閑話休題。彼らはまちがいなく「玄関までお願いします」と言うのだが、せめて「玄関までお願いできないでしょうか」とか「玄関までお願いできれば幸いです」とか言ってもらいたい。せめてです。

 

プロフィール

三木俊哉 サイマル・アカデミー 英語翻訳者養成コース講師

企業勤務を経て、主に産業翻訳(英日・日英)に従事。

訳書に『スティーブ・ジョブズの流儀』、『強い会社は「周辺視野」が広い』など。

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