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2016年8月27日開催 『通訳者・翻訳者への道』 アフターレポート

サイマル・アカデミーでは、定期的にセミナー「通訳者への道」「翻訳者への道」を開催しています。こちらでは2016年8月27日(土)に開催された『翻訳者への道』についてレポートします!今回の講師はサイマル・インターナショナル登録翻訳者の桧垣さゆりさんで『17年間のブランクを経て、プロの翻訳者として社会に出るために、身に付けたこと』というテーマでお話しいただきました。

 

桧垣さん写真_web.jpg講師:桧垣さゆり(サイマル・インターナショナル翻訳者)
専業主婦として家事と育児に専念した後、2003年10月よりサイマル・アカデミー実践英語コース(現・総合英語)を受講。その後、翻訳者養成コース(産業翻訳英日基礎科・本科)を経て、2005年10月にサイマル・インターナショナルに登録。経済、経営などビジネス全般を中心に、英日翻訳と校閲を担当。

 

 

桧垣さんは「産業翻訳者」ということで、「産業=ビジネスや企業活動の流れ」になぞらえて、ご自身が翻訳者になった道筋や翻訳に必要な勉強についてお話しくださいました。

 

「フリーランスで仕事をするということは『企業を経営することのミニチュア版』のような側面がある。」というお話から、始まった今回のセミナー。企業経営において「マネジメント力=今あるリソースを使って最大限の成果を上げること」と定義したうえで、「会社勤めをしていれば、日々の仕事で身につく知識なのかもしれないが、主婦だった自分は翻訳者養成コースに入ってビジネス知識を身につけた。企業活動の考え方を知ることは翻訳のための知識ばかりでなく、自分自身が仕事をする上でも大きなヒントを得たし、ずいぶん助けられた」とおっしゃっています。

 

プロになるにはマネジメント力が必要 ―基礎研究から商品開発へ―
桧垣さんは長い主婦生活の後、翻訳者になりたいという思いからサイマル・アカデミーに入学。まず最初は英語力強化のため実践英語コース(現・総合英語)から受講を開始し、レベルの高いクラスメイトから刺激を受ける日々を送っていました。ですが、『いつまでも(実践英語コース受講を)続けていても具体的に仕事に結びつかない』と気づき、翻訳者養成コースへ移る事を決めました。

桧垣さん自身の中で「自分のマネジメント力の第1歩」と感じたのが、この翻訳者養成コースへの入学でした。
この「翻訳者養成コースへ移ろう」という決断を企業活動で例えると「基礎研究段階から商品開発の段階に移った」と桧垣さんは言います。

モノを売る以上、商品開発をしない会社はない。つまり、「翻訳者としてやっていきたいなら、翻訳の勉強(=商品開発)をしなければ、翻訳者にはなれない」ということに気づいたそうです。実践英語コース時代のクラスメイトは高い英語力を既に持っているにも関わらず、「まだまだ英語が足りない」と尻込みする方が多数だったそう。英語力が足りないから、翻訳者になれないかもしれないと、ずっと基礎研究(=英語の勉強)を続けてしまい、夢見ていたはずの翻訳に必要な商品開発(=翻訳の勉強)にいつまでたっても移らないクラスメイトがいた、というエピソードに続けて「怖がっていつまでも先に進まないのはもったいない。たとえ翻訳者になれなくても失うものは少ないのだから、リスクを取ってでも自分で決断が必要」と力強いメッセージをいただきました。

 

P1030328resize.JPG

 

産業翻訳の魅力 ―商店街から地球の裏側へ―
産業翻訳の勉強を通じて桧垣さんが感じたこと、それは「自分の身近な出来事とグローバルな世の中の動きが、実は地続きだった!」ということだったそうです。

主婦だったとき、桧垣さんにとっての世界は「家や子供の学校、商店街」など限られていました。それが、1歩外に出てみると、意識は地球の裏側まで一気に広がったと言います。「個人レベルから、会社レベル、国家レベル、世界全体と見渡すことができるようになり、仕事を通して間接的、時には直接的に関われること、そして居ながらにして広い世界や時代の最先端につながれるのが産業翻訳の魅力です。」


今回のセミナーでは、翻訳の勉強をする中で身につけた「企業活動での様々な考え方」が、産業翻訳に必要な知識としてだけでなく自分の決断やモノの考え方にとても役に立った、というお話で非常に印象的でもあり、また心にも強く響きました。翻訳者養成コースに進んだ後も、17年間主婦業に専念されてきた桧垣さんと現役ビジネスパーソンとでは、課題1つをこなすにも翻訳作業に取り掛かる前段階の内容理解から苦戦されたと言いますが、全く知らなかったビジネスの知識を時間をかけてひとつずつ調べ、身につけながら取り組むことで、入学から1年半で翻訳者登録につなげた桧垣さんの努力に、きっとセミナーに参加された多くの方は背中を押されたことと思います。
 

旗 サイマル・アカデミーの翻訳者養成コースについて

四葉のクローバー これまでの『通訳者・翻訳者への道』セミナー

posted by: サイマル・アカデミー | 「通訳者/翻訳者への道」アフターレポート | 14:42 | - | - |-