2012年3月4日開催 『通訳者への道』 アフターレポート

  • 2012.03.30 Friday
  • 18:40
サイマル・アカデミー新宿校では、定期的に「通訳者への道」「翻訳者への道」を開催しています。 現役通訳者・翻訳者が、プロになるための学習方法や仕事の体験談などをお話しする貴重な機会です。 このコーナーでは、スタッフによるセミナーのレポートをお届けします!
【実施日】2012年3月4日(日)
【講師】今井 美穂子(フリーランス通訳者)
【プロフィール】
上智大学外国語学部英語学科卒。当校通訳者養成コースを2008年秋に卒業。映画配給会社を経て、フリーランスの通訳者に。主に映画業界で活躍するかたわら、一般企業でも活躍中。また、当校通訳者養成コース予備科、準備科、基礎から始める通訳の講師として後進の指導にあたっている。
 

▼レポートはこちら▼

今回は、フリー通訳者の今井美穂子先生がご担当です。独立して2年、主な分野は芸能通訳、ということで洋画好きな私は興味深々で聴講しました。先生は10歳まで海外に住んでいたそうですが、最初におっしゃったのは、「英語ができるから通訳ができるというのは全く別物!」ということです。
「自分の意思を伝えるのではなく、他人の言いたいことを代弁するのですから、相当の訓練が必要です。独学の通訳者もいますが、スクールに通うメリットは大きいですね。講師の細かい指導だけでなく、クラスメイト同士の競争心が良いプレッシャーになります。独学だとなかなか難しいですね。」

今回はフリー通訳者としての視点で、独立に向けての意外な出費から新人通訳者としての心構え、そして大切な体調管理まで、数々の現実的なアドバイスをしてくださいました。そして気になるのは、そのお仕事について。これは昨年のスケジュールを例に説明してくれました。
何より驚いたのは、1週間のうち通訳業務よりも事前準備のために割く時間が多いこと。過去のセミナーで下調べの大切さは知っていたものの、その幅広さにはビックリです。 映画の記者会見ひとつをとっても、監督やキャストのこれまでの作品や過去のインタビュー内容をチェックしたり、作品の歴史的背景を調べたり。そして関連する単語リストを作成して暗記したり・・・ 「通訳の途中で、話が分からなくなったらどうするのですか?」という参加者からの質問にも、 「そうならないために、事前準備を徹底的にするのです。予習に“ここまで”というのはないと思っています。慣れない分野なら1週間前から準備します。」

通訳者の資質=『勉強好きであること』『細かいところまで追求すること』、と先生が言うのも納得します。セミナー後半は質疑応答の時間が多く、細かい質問にも丁寧に答えてくださったのが印象的でした。
ベテラン通訳者が多いサイマルの中で、参加者とも比較的年齢が近い今井先生は、きっと良い目標となったはずです。

英語レベルはL5止まりの私ですが、先生にアドバイスいただいたように、すき間時間の有効活用でこの春からスキルアップを頑張りたいと思います。 次回の通訳セミナーも、どうぞお楽しみに!

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

サイマルアカデミー ウェブサイト

Facebook更新中!

Facebook_2.jpg

サイマル翻訳ブログ

サイマル・インターナショナル翻訳部が翻訳にまつわる裏話やお役立ち情報を更新中です!ブログはこちらから

selected entries

categories

archives

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM