2017年3月実施 通訳キャリア・アップセミナー アフターレポート

  • 2017.05.25 Thursday
  • 17:30

今回の「通訳キャリアアップ・セミナー」のスピーカーは、サイマル・ビジネスコミュニケーションズ(SBC)のコーディネーター2名と、サイマル・アカデミー卒業生であり現役通訳者の3名。通訳者に求められるスキルや職務経歴書の書き方、通訳業務の形態、実際の現場の様子をお話していただきました。ブログではその当日の模様をお届けします花

 

 

Docomo120第1部Docomo120SBCコーディネーターより

 

『通訳者に求められるものって?』


 

通訳とは人の言うことをよく聞いて、正しく理解し、分かりやすく明瞭に、自然な言葉で聞く人に伝えること

…サイマル・アカデミーの創設者の一人である小松達也先生の言葉です。「英語ができる=通訳ができる」ではありません。スピーカーが何を伝えようとしているのか、そのメッセージを掴むことが重要です。そのために必要なのは、語学力知識の両方であり、それを通訳という形にするために専門訓練が必要になります。そして、言葉だけでなく物事に対して興味を持ち、常に学ぶ姿勢が不可欠。

 

また、フレキシブルな対応力、コミュニケーションスキル、ビジネスマナーといった、いわゆる「ヒューマンスキル」も通訳者に求められる大事な部分です。

 

 

『意外と知らない!職歴書の書き方』


 

情報があふれている現代。ネットを探せば、職歴書の書き方サンプルはたくさん見つかります。でも通訳に特化したサンプルはなかなかないもの。人事担当者に読みたいと思わせるコツは何なのでしょう?

 

まずは、基本的なところで、見栄えをよくすること。誤字脱字、スペルミスをなくすことはもちろん、レイアウトやフォント、年号などをそろえることが実は重要なのだそうです。これができていないと、実際の仕事の場面でも雑なんだろうな、と思われてしまうのだとか。思わぬところで人柄が出てしまうものなのですね。

 

また、通訳関連の職歴書としては、実際の通訳・翻訳の業務経験はもちろん、経験の少ない方は語学を使ったボランティアやコミュニケーションサポート経験もアピールポイントになるとのこと。そしてスクールでの訓練経験なども、ぜひ明記するようにとのアドバイスがありました見る

 

 

 

 

Docomo120第2部Docomo120現役通訳者より

 

『私は通訳になる。絶対なる』


 

今回お話をいただいた松田香織さんは日本生まれ、日本育ち富士山。通訳に憧れはあったものの、なかなか踏み出せず、日系企業に新卒で入社。その後、カリフォルニア州の農務省インターンを経験後、ようやく一念発起してサイマル・アカデミーの体験レッスンに参加。そこで、なんておもしろい世界なんだと開眼し、はまったのだそうです。

 

松田さんの勉強法は「量をこなすこと」。出勤前にシャドーイングをしたり、初見のyoutubeやpodcastで訳出の練習、会社がアカデミーに近かったこともあり、就業後にアカデミーで自習をすることも。「自分の中にないものは出てくる訳がない」と、知識を増やすこと、そして瞬発力を鍛えることを重視したそうです。加えて、発音矯正のために、英文を音読して録音、それを前もって用意しておいたオーディオブックの音声と比較して確認などもしていました。

 

そして、アカデミー在籍中にインハウスで通訳の仕事を開始。少し早いデビューでしたが、「いずれ自分は通訳になる、だったら早いうちに」と積極的に行動したのだそうです。

 

 

『インハウス、プール制、フリーランス』


 

ところで、通訳業務の形態はいろいろありますが、どのように違うのでしょうか?

 

まず、インハウスは1つのことをとことんやりたい人にオススメ。また、万一うまくできなくても次のチャンスがあります。ただし、会社によっては長時間1人で担当しなければならないことも。

 

プール制はどの部署に行ってもピンポイントの話が多く、最初の2-3ヶ月はまったく歯がたたないこともあったそう。いろいろな人の話を聞いたり、資料を読み込んで、キャッチアップすることができれば、社内のこともよく分かり、楽しい現場だそうです。

 

そして、フリーランスは様々な現場に行き、常に勉強することで、どんどん自分を向上させることができます。ただし、その分、お給料や生活は不規則。すべて自分でマネージメントしないといけません。

 

 

『アカデミーでよかった』


 

アカデミーの授業では、現場と同じように資料や単語リストを先にお渡しており、予習は必須。これが実際の現場でも役立っているのだそうです。スクールに通ったことのない通訳者の場合、事前資料があることに驚く方もいるそう。ですが、アカデミー生は普段から準備の仕方が分かっているので、しっかり勉強して自信を持ってパフォーマンスをすることができます。

 

そして、松田さんによると通訳業界では「サイマル・ブランド」への信頼があり、アカデミーでの訓練経験の有無で選んでくれる企業もあるそうです。

 

 

『challenging, but rewarding』


 

様々な経験を経て、現在に至るわけですが、これまで未経験の分野やびっくりするような現場もあったそう。トンネル建設現場では「山の神様に女性が立ち入っていいか確認が必要」だったり、謎のギャグを飛ばすスピーカー楽しいひらめきに戸惑ったり、外国人の「キムラさん嬉しい」「コムロさん男」が聞き取れない、なんてエピソードも。

 

そして、印象的だったのは、松田さんが通訳者としてデビューしようとしていたまさにその日、あの3.11が起こったのだそうです。次の就職先として決まっていたはずの通訳者のポジションは白紙になり、またイチから就職活動はやりなおし。それでも、必死でしがみつき、まわりの人に助けてもらいながら、一生懸命努力を怠らずにきたからこそ、現在につながっているのです。そして、これまでの努力があるからこそ、また新しい現場を楽しむことができるのではないでしょうか。

 

今回お話を伺った松田さんは帰国子女ではなく、アカデミーで通訳を学び、インハウスを経てフリーになったというご経歴。参加者の方も身近に感じることができたようで、非常に有意義なセミナーとなりました。

 

 

見る参加者の声聞き耳を立てる

・実際にSBCの方、現役通訳者の方のお話を普段聞くことができないので、今回参加することが出来とてもためになった。

・民間で求められる通訳者に必要な資質、技能について学ぶことができた。

・スピーカーがどのようにキャリアを築いていったのか、流れとして具体的に聞けたので良かった。

・現役通訳者に直接興味があることが聞けた。

 

鉛筆2前回のキャリアアップ・セミナー(2017年3月25日実施)

嬉しいサイマル・アカデミーの通訳者養成コースについて

 

2017年1月実施 翻訳キャリアアップ・セミナー アフターレポート

  • 2017.04.03 Monday
  • 11:51

翻訳者養成コースが主催する「かわいい卒業生セミナーかわいい」。今回ご登壇いただいたのは、サイマル・インターナショナルの登録翻訳者であり、フリーランス翻訳者として活躍する矢島麻里子さん。サイマル・アカデミー産業翻訳コース(英日/日英)を修了した卒業生です。セミナーの進行役は、産業翻訳コース講師の成瀬由紀雄先生が務めて下さいました。

 

会場に集まった20名近くの参加者からは次々と質問が寄せられ、熱気あふれるセミナーとなりました。当日のセミナーの一部をご紹介します。

 

矢島さんの転身Story  未経験から社内翻訳者へ


サイマル・インターナショナルの翻訳はクオリティの高さで知られます。その登録翻訳者とは一体どんな方なのか…? 驚いたのは、矢島さんが「地元の高校を出るまで英語のネイティブスピーカーと話したことはなかった」とお話されたことびっくり! 「でも、英語を何とかモノにしたいという気持ちはずっと持っていた」そうです。

 

大学卒業後、会社勤務を経てアメリカへと渡り、インターンシップをご経験。帰国後は通訳スクールに通学するも、ある程度時間をかけてじっくり取り組める翻訳のほうが自身に適性があると次第に感じるようになり、翻訳の道を志します。地元九州で、マニュアルの翻訳などのお仕事を経験し、更にチャンスを得るために東京へ。語学人材に特化したサイマル・ビジネス・コミュニケーションズ(SBC)に登録し、社内翻訳者としてのスタートを切ります。

 

お仕事と並行してサイマル・アカデミーの翻訳コースに通学。当時のクラスメイトの紹介で外資系生命保険会社の社内翻訳のお仕事に就きます。「自信はなかったけれど、金融の知識を身につけるために飛び込んだ」と話す矢島さん。経営に近く、ダイナミズムが感じられる環境で翻訳のご経験を積んだそうです。お話からは、要所要所で決断を下し、具体的な行動に移されてきた矢島さんの姿が垣間見えました。

 

 

 

社内翻訳者とフリーランスはどう違う?


社内翻訳者を経てフリーランスに転身した矢島さんが、それぞれの働き方の違い、そしてメリット・デメリットを紹介してくださいました。

 

一つ目は翻訳対応分野と対象読者の違い。社内翻訳では、依頼される文書の内容はさまざまでも、対応分野や対象読者にある程度限りがありますが、フリーランスになると、対応する案件の分野や対象読者の幅が大きく広がります。一方、翻訳する過程で直接質問をすることができ、訳したものに対するフィードバッグをダイレクトに得られるのは社内翻訳者ならではのメリットだったとのこと。フリーランスでは、ソースクライアントからの依頼を除けば、クライアントの反応やフィードバックを直接得られないのが普通だそうです。

 

二つ目は時間の使い方、そして待遇面の違いです。フリーランスは、自由に伴い自己管理能力が求められます。ワークライフバランスがとりにくく、昼夜関係なく仕事に追われることも。システム環境など、自力で問題を解決しなければならない場面にも多々遭遇するそうです。対して、社内翻訳はタイムプレッシャーが激しく、正社員であれば翻訳以外の業務や業績評価にも対応しなければいけませんが、仕事とプライベートのメリハリがつけやすく、各種社会保険などの福利厚生も整っています。

 

「翻訳をする」という部分は同じでも、それぞれのライフスタイルは大きく異なり、自分のキャリアプランニングに応じて、働き方を選ぶ必要があるようです。

 

 

質問の一部をピックアップしてご紹介します聞き耳を立てる

Q.)金融業界に勤務しておらず、そうしたバックグラウンドがない中、金融・経済の知識を身につける良い方法はありますか?

A.)日経新聞を読むこと。本、特に専門書を読むこと。また、企業の年次報告書を日英対訳で読み、日本語・英語を問わず経済ニュースに積極的に触れることもおすすめ。

 

Q.)全くの未経験から翻訳の仕事に就くには?

A.)仕事を得るには、まずはトライアルをクリアするための実力をつけることが第一。また、積極的なアプライもカギになる。自分の経験を多少膨らませて「できますパー!」と手を挙げることも大切。

 

 

矢島さんからのメッセージ


自身が大切にしていることとして、「目の前の仕事に全力で取り組むこと」を挙げて下さいました。いい仕事も悪い仕事も、一つ一つが人の記憶に刻まれる。リサーチを怠らず、細部まで表現にこだわりながら一つ一つの案件を丁寧にこなす。そうすることで、次の仕事に繋がっていく実感があったそうです。

 

また、印象的だったのは「翻訳した文章には人格が表れる。そのため、常に自分自身を磨いていきたい」という言葉。文章には書いた人の人格が表れると言いますが、翻訳も文章である以上例外ではないのでしょう。経験、知識、原文に対する理解など、翻訳者の力量はもちろんですが、翻訳者の姿勢や人格も訳文に滲み出て読者に伝わる…という今まで意識していなかった翻訳の奥深さに気づかされました。

 

今後も翻訳を続け、10年後・20年後のキャリア・ハイを目指したいという矢島さん。翻訳業は絶えず自己研鑽し、知識をアップデートすることが求められる厳しさがありますが、その分いままでの努力や培った経験を余すことなく活かすことのできるお仕事でもあると感じました。

 

 

矢島さんの訳書紹介


昨年11月に矢島さんの初の訳書が刊行されました。キャリアがテーマの本で、読後はすっきりと前向きな気持ちになれます。おすすめです!

 

『10年後、後悔しないための自分の道の選び方』

 ボブ・トビン著、ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

 

翻訳者養成コースでは、今後も受講生の皆様に役立つ情報提供を行ってまいります。次回のセミナーもお楽しみに嬉しい。(翻訳者養成コース担当者)

 

旗 前回のキャリアアップ・セミナー(2016年6月19日実施)

旗 サイマル・アカデミーの翻訳者養成コースについて

 

2016年10月1日実施 通訳キャリアアップ・セミナー アフターレポート

  • 2016.11.21 Monday
  • 10:11

サイマル・ビジネスコミュニケーションズ(SBC)との共催で、「通訳キャリアアップ・セミナー」を実施しました。受講生に今後のキャリアのヒントにしていただくことを目的に、これから社内通訳者をめざす方を対象として、SBC担当者、現役通訳者の双方から実例や体験談を紹介しました。

 

第1部 SBCコーディネーターから
「通訳という仕事/企業が求める通訳人材とは?」「職務経歴書を魅力的にするポイント」というテーマで、社内通訳者の役割と、求められる通訳者像について、さらに社内通訳者として応募する際にどのような点をアピールすべきか、という内容をお話ししました。

 

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社内通訳者は、たとえばプール制の場合、社内のあらゆる部署のニーズに対してスピード感をもって対応できることが求められます。ひとつの企業の中で経営トップの会議から現場に近いミーティングまで、様々な通訳を担当することが多いため、社内で段階を踏める点や社内フィードバックがもらえる点、ほかの社内通訳者と切磋琢磨できることが、一つのメリットになります。

急な通訳案件も多いため、「柔軟性」「コミュニケーション力」、また今後の成長を期待して「学ぶ姿勢があること」は社内通訳者として重要です。その他にも、フリーランスとは違う社内通訳者のメリットや、企業から求められる社内通訳者はどういう人なのか、通訳以外に翻訳業務がある場合など、たくさんの社内通訳者の方を見てきたからこそのコーディネーターの話に、みなさんメモをとりながら真剣に聞いていました。

また、職務経歴書は「採用担当者がどこを見ているのか」を踏まえて、記載したほうが良い内容はどのようなものか、通訳・翻訳・秘書をめざす場合でケースごとに説明。通訳・翻訳への応募ならではの記入内容の説明もあり、かなり興味深い話でした。


第2部 現役通訳者から
サイマル・アカデミーを卒業し、現在社内通訳者として活躍している湯口直子さんを講師に、通訳未経験からどのように社内通訳者になったのか、そのステップアップについてのお話など、多岐にわたりお話しいただきました。

現在は、外資系損害保険会社で社内通訳者として活躍されている湯口さん。社内のあらゆる会議のウィスパリング業務をはじめ、役員のアテンドやレセプションでの通訳など、様々な通訳業務をこなしています。ご自身がどのように業界を選んで現在に至ったのかについては、「最初は社内通訳者として様々な経験を積むことを重視し、身につけたい知識などで業界を選ぶようになったのは後になってから」とおっしゃっています。

 

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印象的だったのは、アカデミー在籍中のエピソード。SBCを通じて社内通訳者の仕事をしていた頃、在籍クラスではまだウィスパリングの訓練が始まる前で、業務上の必要性から先に実地(仕事)でウィスパリング業務をすでにしていたそうです。「いま言うと怒られちゃうかもしれませんが、会社でウィスパリングの実践を積んでアカデミーでのテストに備えている感じも実はありました」という、今だからこその笑い話も。

第2部は座談会形式で、参加された受講生の方もざっくばらんに質問をして、とても活気のあるセミナーになりました。

 

嬉しいセミナー参加者の声

・社内通訳者として大切なことや、心掛けることを確認できた。
・現役通訳者の方にいろいろと直接質問させていただくことができ、とても参考になった。
・社内通訳の経験が長い方のお話を伺うのは初めてで、具体的でとても勉強になった。
・レジュメの書き方について、具体的なポイントを示したお話は大変参考になりました。

 レジュメを書きなおします。

 

えんぴつ サイマル・アカデミー通訳者養成コースについて

2016年6月19日実施 翻訳キャリアアップ・セミナー アフターレポート

  • 2016.09.20 Tuesday
  • 16:23

翻訳学習者の受講目的はさまざまです。なかでも多いのは「フリーランス翻訳者」になること。在宅で仕事ができる、自分のペースで働けそうなど会社勤めにはない魅力に惹かれて、語学力を活かす職業の一つとして関心を持つ人が多いようです。一方で、フリーランス翻訳者の働き方を具体的にイメージできる人はどれくらいいるでしょうか。フリーランス翻訳者になるには?求められる経験・スキルは?そもそも翻訳業界っていったいどんなところなのか?


6月19日に開催した「キャリアアップ・セミナー」では、サイマル・グループの翻訳者採用担当や翻訳コーディネーターがスピーカーとなり、産業翻訳業界の全体像をお話ししました。現場スタッフならではの授業ではなかなか聞けない話に、約20名の参加者は熱心に耳を傾けていました。
ここでは、翻訳に関心をお持ちのブログ読者のみなさんへ、セミナーの内容をご紹介します。


えんぴつ マーケット概要
最新の『翻訳白書』(日本翻訳連盟発行)によれば、日本の翻訳市場は約2千億円。分野別にみると、「科学・工業技術」、「ビジネス一般」の順にそれぞれが全体の約4分の1ずつを占め、「コンピュータ」、「医薬・バイオ」と続きます。「出版翻訳」と「映像翻訳」はふたつをあわせても5%強。つまり、市場のほとんどを産業翻訳が占めているのです。
ITや医薬など専門性の高い分野が並ぶなか、2番目に位置するのは「ビジネス一般」。サイマル・グループで特にご依頼の多い分野です。このカテゴリーには業界を問わず企業や団体の経営資料、プレスリリース、報告書といった一般文書が含まれます。経営や会計などビジネスの基礎知識は産業翻訳者には常についてまわりますから、当校の教材でもよく取り上げます。経営企画や財務・会計、マーケティングといった業務に携わっているビジネス・パーソンなら、仕事で身につけた知識を活かせるでしょう。あまり馴染みがないという方は普段から経済紙に目を通すなどして知識習得に努めることをお勧めします。

 

嬉しい 翻訳エージェントと翻訳コーディネーター
フリーランスの産業翻訳者はまず翻訳エージェントに登録し、エージェント経由で仕事を請けるのが一般的です。エージェントにはコーディネーターと呼ばれるスタッフがいて、原稿受け取りから訳文納品までの作業工程を管理しています。用途や納期など翻訳ニーズをクライアント(依頼元)にヒアリングし、条件に最もふさわしい翻訳者を選定、時には納品後のクライアント対応をすることも。翻訳者のほか、校閲者、英語ネイティブチェッカーや編集者といった複数の作業者の中心となって訳文の品質管理を担うのもコーディネーターの役目です。翻訳者をめざすみなさんが将来やりとりをすることになるのが、この翻訳コーディネーターです。

 

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足 プロへの第一歩
先の説明の通り、フリーの翻訳者はエージェントから仕事を受けるのが一般的です。となると、プロをめざす学習者の第一のハードルは「トライアルにパスし翻訳エージェントに登録すること」と言えるでしょう。エージェントはたいてい書類審査とトライアルで翻訳者を選考します。登録の基準はエージェントにより異なりますが、プロに求められるスキルとして共通しているのは、高い語学力、リサーチ力、専門知識、一定の翻訳スピードなどです。
今回は採用担当者から履歴書・職務経歴書の見本を配布し「採用側はここを見ている」というポイントを紹介しました。文書作成が仕事の翻訳者。内容はもちろんのこと、誤字脱字なく読みやすいレイアウトに仕上げて、エージェントに好印象を与えましょう。


パソコン 安定して仕事を得るために
エージェントに登録してプロ翻訳者としてスタートを切ったら、次なる目標は継続して仕事を依頼してもらうことに変わってきます。先に述べたとおり、翻訳者がやりとりする相手は翻訳コーディネーター。継続して仕事を得るためにすべきことは、一つひとつの案件に丁寧に取り組み、コーディネーターの信頼を得ることに尽きるでしょう。一定の水準を保つ安定した翻訳力のほか、納期の遵守、連絡の取りやすい環境づくりも大切です。なかでも、連絡に対するレスポンスが早く、円滑にコミュニケーションが取れる翻訳者は安心感がありコーディネーターに好まれます。プロになったら意識していただきたいビジネスマナーのひとつです。


四葉のクローバー 翻訳OJT制度
セミナー後半は4月コースからはじまった「翻訳OJT制度」を紹介しました。この制度はリンクトランス・サイマルの協力のもと、授業で学んだことを実際の翻訳案件で実践する機会を提供する新たな試みです。教室では決して学べないたくさんの利点があります。

 

 実務を経験できる >>> 仕事の依頼の流れ、実案件のスピード感を体験できます
プロの校閲を受けることができる >>> 翻訳“商品”として不足している点がわかります
実績をつくることができる >>> 翻訳実務経験のひとつに加えることができます


翻訳エージェントに応募する時にはほとんどと言っていいほど実務経験が問われます。学びながらその実績をつくることができるのがこの制度の最大の魅力です。当校にはこのほか、グループ翻訳会社への優秀者推薦制度を設けています。経験ゼロからプロをめざす方にぜひ活用していただきたいキャリアサポート・サービスです。


花 セミナーを終えて
「明確に」または「漠然と」、「今すぐにでも」あるいは「数年先に・・・」。決意の度合いはそれぞれでしょうが、「翻訳者」という職業ついてもっと知ろうと熱心にメモをとる参加者の姿が印象的でした。
参加者からは次のような感想が寄せられました。

● 翻訳のマーケットがわかって良かったです。エージェント登録の流れについてもよく理解できました。

● 翻訳コーディネーターやその他のスタッフの役割をイメージすることができた。

● 受講し始めたばかりで、この先どのように仕事につなげることができるのか不安でしたが、めざすべきものがより明確になり良かったです。

 

業界や職業に関する情報収集は仕事を選ぶ上で不可欠なこと。現場で働くスタッフの、具体的なエピソードを織り交ぜた臨場感ある話は参加者の学習意欲をおおいに刺激したようです。今後も旬の業界情報をお届けし、受講生のみなさまのキャリアアップをサポートしてまいります!(翻訳者養成コース担当)

 

旗 前回のキャリアアップ・セミナー(2016年1月17日実施)

旗 サイマル・アカデミーの翻訳者養成コースについて

 

2015年12月5日実施 【大阪校】通訳者養成コース卒業生特別講演

  • 2016.02.24 Wednesday
  • 13:26
2015年12月5日(土)にサイマル・アカデミー大阪校で通訳者養成コース在籍生を対象とした卒業生特別講演会を開催しました。

blog_1.png 講師:山内純子さん
 2013年3月同時通訳科(現:会議通訳科)修了。
 現在は商談会や交流事業での通訳、要人のアテンド通訳業務、テレビ局での通訳など幅広い分野で活躍。



40分という限られた時間の中で山内さんがどのように通訳者としてステップアップしていったか、普段仕事の前にどのような準備をしているか、そして日ごろ行なっている通訳訓練や勉強法などについてお話してくださいました。

■ 準備の仕方
通訳コーディネーターから案件に関する資料をもらうのはもちろんですが、それ以外にも通訳をするスピーカーの会社名・部署名・役職名なども教えてもらうようにしているそうです。部署や役職などを知ると、その人がどのような仕事をどんな立場で行なっているか分かるようになり、より準備がしやすくなります。
通訳者といえば、みなさん作成する単語リストがあります。山内さんもパソコンや手書きで単語リストを作成しますが、実際の通訳現場ではそれを見る余裕はありません。そこでスマートフォンやボイスレコーダーに単語リストの単語を日本語・英語の両方で吹き込み、それを聞きながら通勤したり、馴染みがない分野ではホームページに載っている会社概要や製品の概要についても吹き込んで、心の中で同時通訳をし、頭の中にたたき込んでいます。
 
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■ 普段の勉強・トレーニング
サイマル・アカデミーの通訳者養成コース受講時は、授業の予習・復習がトレーニングとなっていました。
その他には、新聞を読んで分からない単語を日本語・英語の両方で調べたり、社説の音読やサイト・トランスレーションをしています。また、CNNやBBCなどの英語ニュースや1日1回TEDを視聴するなど、常に英語に触れる環境を作っています
「シャドーイングが大好きなので、仕事の合間やイライラした時など気分転換にシャドーイングをしています」という言葉が印象的でした。


■ 山内さんからのメッセージ
海外経験がなく、純日本人の私はむしろ英語にコンプレックスを持っていましたが、様々な企業の通訳をするうちにある思いが芽生えました。
それは、「どんなに小さなものやサービスでも、それに携わる人たちは、それぞれに思いを持って仕事をしている。私が通訳をすることで言葉の壁を払い、そんな思いを忠実に伝えられるようになりたい」ということです。
そのためには、日々の勉強を怠ったりせず、苦手な分野でも意識的に興味を持って好きになるようにしています。

準備が苦にならない、と語っていた山内さん。通訳をする企業のために誠心誠意を尽くしている姿が伺えるセミナーでした楽しい

旗 サイマル・アカデミー通訳者養成コースとは?
旗 2016年4月コース受講生募集中!

2016年1月17日実施 翻訳キャリアアップ・セミナー アフターレポート

  • 2016.01.26 Tuesday
  • 15:15
1月17日(日)、東京校で翻訳者養成コースの「卒業生セミナー」を開催しました。
スピーカーとしてご登壇いただいたのは、2015年3月に「産業翻訳英日本科」を修了し、LTS(リンク・トランス・サイマル)に翻訳者登録を果たした氷見野珠真子さん。進行役は、産業英日翻訳コース講師の成瀬由紀雄先生です。
 
● 実務を始めた際のイメージが明確に浮かびました
● 業界の具体的な話を聞くことができて良かった
● 先生と卒業生のペアだったので、両者の視点で話を聞くことができて良かった
など、参加者からはさまざまな感想が寄せられました。
氷見野さんのお話を中心に、セミナーの一部をご紹介します。

えんぴつ 氷見野さんの転身STORY:銀行勤務→専業主婦→在宅翻訳者へ

2015年春からプロ翻訳者として仕事をはじめた氷見野さん。大学卒業後に就職したのは銀行でした。出産を機に退職したのち、しばらくして派遣スタッフとして仕事を再開しました。前職の経験から、金融の翻訳業務にたずさわる機会を得たものの、いったん退職。その後はずっと専業主婦の生活を続けていました。思い立ってサイマルへ通学し始めたのは、子育てが一段落した一昨年のこと。「産業翻訳英日基礎科」へ入学しました。
セミナー後にお聞きしたのですが「ずっと専業主婦だったので、初めは教室に来るのもかなり勇気のいること」だったそう。そんな思いを抱えながらも勉強に励み、学習スタートから一年後には講師の推薦を得てLTS登録を果たしました。 「これは最短コースです」と強調する成瀬先生。銀行時代に身につけた専門知識がベースにあったこともあるでしょうが、「主婦の強みで、時間をかけて丁寧に課題に取り組んでいた」という言葉から、わずか一年で翻訳者として始動した陰に、地道な努力があったことがうかがえます。
 
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パソコン 授業の思い出: “仕事としての”翻訳

授業を通して身についたのは、“仕事としての”翻訳力。自己流で翻訳していた派遣時代には意識しなかった、「翻訳の目的」や「読者」、「クライアントの要求」といったことをかならず考えるようになりました。
印象に残っているのは、本科でおこなった「制限時間内に翻訳する」という課題。翻訳のクオリティを高めるため、それまでは時間を惜しまず課題に取り組んでいたので、初めての時間制限に戸惑いました。思うように作業が進まず、ひどい出来だったそうです。この時から、プロになるにはある程度翻訳スピードも必要と、「時間の問題」を強く意識するようになりました。
順調に学習を進めてきたようにみえる氷見野さんですが、苦手意識を持っているものがあります。「PCスキル」です。専業主婦歴が長く、一般的な操作はできても、複雑な機能を使った文書作成の経験が不足しています。わからないことは一から調べてやってみるということを繰り返し、スキルを習得しているそう。
WordやPowerPointをマスターすることは重要です。特に、Wordの各種機能を使いこなせるようになれば、実務で役立ちます」と成瀬先生もおっしゃいます。氷見野さんが挙げてくださったのは、「翻訳チェッカー講座*」等で学んだWordのコメント機能の活用法。成瀬先生は単語の用例登録や、PowerPointのレイアウト・テクニックを紹介してくださいました。受講中には後回しになりがちな要素ですが、Office機能の習熟度によって品質や作業効率に差が出るのは事実。氷見野さんの話を聞いて参加者の多くがメモを取っていました。
*短期プログラムで募集しています。

四葉のクローバー セミナーを終えて

受講生のキャリアサポートの一環でおこなっている本セミナー。大学生が就職活動でOB・OG訪問するような感覚で、ざっくばらんに翻訳の“リアル”な話をお聞きいただける場としています。会場いっぱいに集まった約20名の参加者からは次々に質問が出て、熱気あふれる90分となりました。 事務局では、これからもさまざまな形で皆様のキャリアアップをサポートしてまいります!(翻訳者養成コース担当)

2015年7月8日実施 翻訳キャリアアップ・セミナー アフターレポート

  • 2015.07.31 Friday
  • 17:56
去る7/8(水)に翻訳者養成・産業翻訳コースの受講生の方を対象に、『キャリアアップ・セミナー』を開催しました。

サイマル・グループ翻訳部門の元コーディネーターが、現場での経験を踏まえながら、下記の事柄を中心にお話ししました。

1. サイマル・グループが提供する翻訳サービス(請負/派遣)
2. リンクトランス・サイマルの翻訳者登録までのステップ
3. 翻訳業界の仕事(受注から納品まで)のサイクル
4. 実務で求められる翻訳者のスキル
5. 翻訳会社が理想とする翻訳者

今回はこの中から、「実務で求められる翻訳者のスキル」の一例をご紹介します。
※ここでは、サイマル・グループの翻訳会社である、(株)リンクトランス・サイマルでの条件を基準にしています。

えんぴつ 翻訳作業の速さ
翻訳の質と同様、実務では必ず作業の速さも求められます。リンクトランス・サイマルでは、登録翻訳者の皆さんに求める1日の作業量を、英日なら5枚/200ワード(1,000ワード)、日英なら5枚/400字(2,000字)を目安にしています。お客様に提示する納期も、この目安を基準に計算します。1日に5枚以上を処理できないと登録できない、というわけではありませんが、実務では一定水準の質と速度を保てる方がより有利と言えます。

パソコン Officeソフトの基本的な操作
実務ではWord、PowerPoint、Excelなど様々なファイル形式の翻訳依頼が来ます。基本的に原稿に翻訳を上書きして納品しますので、翻訳者の皆さんにも上書きして戻していただくことが多いです。そのため、これらのOfficeソフトの基本的な扱い方を把握しておく必要があります。なお、Wordに次いでご依頼が多いのがPowerPointの翻訳です。PowerPointではテキストボックスへの上書きなど、Wordよりも細かい作業が発生しますので、事前に慣れておくことをお勧めします。

四葉のクローバービジネスの基本的な知識
リンクトランス・サイマルでは、金融・経済・法律・人事・広報・マーケティングなど、多種多様な内容の原稿を取り扱います。そのため、一般的なビジネス知識が無いと原稿の内容を理解できず、適切に翻訳できないケースが出てきます。常に新聞などで政治・経済などの動向を追って、ご自身がお持ちの情報を更新されることをお勧めします。なお、金融や経済など、ある特定の分野の専門的な知識と経験をお持ちの場合、それを翻訳実務に活かすことができます。

プロの現場では翻訳スキル以外にも、求められるスキルや素養が色々とあります。実際にプロとして第一線に立ってからも、多くの翻訳者さんが日々勉強されています。今後もこのようなセミナーを定期的に開催して、普段あまり聞く機会のない翻訳業界のお話を皆さんにご紹介していきたいと思います。

キャリアアップについてご質問やご相談がございましたら、いつでもお気軽に事務局にお問い合わせください。
皆さんの学習をしっかりとサポートさせていただきます楽しい

旗 サイマル・アカデミー翻訳者養成コースって?
旗 10月コース・夏期プログラム受講生募集中!
 

2015年2月1日実施 翻訳者養成コース卒業生セミナー アフターレポート

  • 2015.02.24 Tuesday
  • 11:40
新宿校にて、翻訳者養成コースの卒業生セミナーを開催しました。
スピーカーとしてご登壇いただいたのは、サイマルの卒業生で、LTS(リンク・トランス・サイマル)に翻訳者登録を果たしたKさんとSさんです。進行役は産業翻訳英日コース講師の成瀬由紀雄先生。Kさんは在宅翻訳、Sさんはチェッカーと、勤務形態は異なりますが、それぞれ現在携わっている翻訳のお仕事についてお話をしていただきました。当日のお話の一部をご紹介します。

● 英日辞書は捨てなさい?
在宅翻訳に従事するKさん。在宅のお仕事特有の悩みとして、オンオフの切替についてあげてくださいました。「会社員時代は、いくら仕事がハードでも夜はぐっすりと眠って切替ができていましたが、今は悪夢を見ます(笑)」という言葉に成瀬先生も深く頷いていました。
Kさんが翻訳をする際に心がけているのは、入念なリサーチ。わからないことはとにかく調べる。徹底してリサーチをする姿勢は受講生時代に成瀬先生に叩き込まれたことの一つだそうです。また、原文以外にも関連文献を山ほど読みこみ、その分野における用語の使われ方に「頭をきりかえる」ようにしているとのこと。
「例えば"develop"という言葉ひとつをとっても、教育業界と金融業界では訳語がまったく違ってきます」
英日辞書をひいて、出てきた言葉をあてはめるだけでは翻訳はできません。Kさんが活用しているのは類語辞典や英英辞書、また日本語の辞書を参照する機会も非常に多いそうです。

● 翻訳は究極のサービス業
Sさんはオンサイト・チェッカーとしてLTSに勤務されています。「"傍目八目"、人の粗は目立ちます」と茶目っ気たっぷりのSさん。翻訳者に必要な資質を3つあげてくださいました。

一つ目に粘り強さ。翻訳者はパソコンの前で一日中座ってすごすことも少なくありません。また、翻訳は例えるならばタペストリーを編むような地道な作業。コツコツとした仕事が苦にならないことが翻訳者にとって必須の資質の一つです。

二つ目に言葉に対するこだわり。Sさんはレストランで使われる不自然な接客用語が大嫌い!だそう。自分が使う言葉にたいしてはもちろん、身近で使われる言葉にたいしてもこだわりをもつことが必要です。

三つ目にあげてくださったのは、「サービス・マインド」
翻訳とはじつに究極のサービス業なのだそうです。実際に顔をあわせる機会が少なくともエンド・クライアントの存在は必ず意識する、とSさん。また、自分の仕事がどのような結果を生み出すのかを想像することが大切なのだそうです。クレームレターのチェックをした際には、書き手側の「怒り」をしっかりと伝えつつ、読み手側が受ける印象にも気を配るというバランスに配慮されたとのこと。担当コーディネーターやエンド・クライアントに喜ばれる仕事がしたいですねと語るSさんに熱意を感じました。

● 翻訳の魅力、やりがいとは
翻訳される文書は、企業がお金を出してでも広めたい、活用したいと考えている文書。その分野のフロントラインの話題であることが多いそうです。業界の最新事情に触れ、知的刺激を受けられることが翻訳の仕事のインセンティブのひとつ、とお二人はおっしゃいました。

KさんとSさんは、サイマルでの受講をきっかけに、翻訳者としてのキャリアを花開かせた実例。お二人のお話は、翻訳者をめざして勉強中のみなさまにとっておおいに刺激となったのではないでしょうか。
セミナー会場から第二、第三のサイマル翻訳者がうまれることを期待しています!
(新宿校スタッフ)

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2015年1月24日実施 翻訳キャリアアップ・セミナー アフターレポート

  • 2015.02.24 Tuesday
  • 11:34
翻訳者養成コース本科の受講生を対象に、『キャリアアップ・セミナー』を開催しました。

リンクトランス・サイマルのスタッフがセミナーを担当するのは初の試み。現場担当者ならではの目線で、経験談や実際のエピソードを交えながら、キャリアアップに役立つ業界情報をお話しました。サイマル・グループの翻訳サービス、需要の高い分野や業界、翻訳の依頼を受けてから納品されるまでの工程など、話題は盛りだくさん。今回はその中から、受講をご検討中の方からもご質問いただくことの多いトピックを取り上げ、QA方式でご紹介します。

Q.リンクトランス・サイマル(LTS)への登録方法は?
担当H: 産業翻訳コース本科受講中の方で成績優秀者は、LTS登録へ推薦されます。登録希望の方は応募後に面談(お仕事状況や得意分野などのヒアリング)を行った上で登録となります。LTSのファスト・トランスレーション翻訳者の応募条件は翻訳経験一年以上。一方、アカデミー生は推薦があれば、実務経験がない方でもご登録可能です。

どこの翻訳会社でもトライアルに応募するには翻訳経験を問われるのが通例。翻訳者になりたいけれど実務経験が無いという方にも、アカデミーで学びしっかりと実力をつければ、翻訳者としてキャリアをスタートさせるチャンスがあります。

Q.翻訳コース修了生は登録後にどんな仕事をしているの?
担当H:以下にご紹介するのは実際にアカデミーから登録された3名です。
Sさん:オンサイト・チェッカー兼翻訳者
フリーランスでの経験はなく、派遣で半年程度の翻訳経験をお持ちの方。
修了後にLTSのオンサイト・スタッフとして登録。チェック作業を中心に週4日勤務。
Tさん:派遣とフリーランスのダブルワーク
LTSに加えてサイマル・ビジネスコミュニケーションズにも登録し現在も派遣勤務中の方。そのかたわら、平日夜と土日を使ってLTSの案件を請けています。
Hさん:フリーランス翻訳者
社内翻訳経験があり、登録時にはすでにフリーランス翻訳者。
現在もフリーランスで即戦力として毎月仕事をお願いしています。

登録状況は毎期1クラスから1名程度。狭き門ではありますが、登録を果たしたみなさんは、ご自身にあった働き方で着実にキャリアを積んでいらっしゃいます。英日・日英両方の翻訳ができる方、翻訳のほかにチェック作業もできる方など、対応範囲が広い方はおのずと依頼頻度も高くなります。

Q.現在フルタイム勤務ですが、LTSに登録はできますか?
担当H: フルタイム勤務の方でも登録は可能です。ご勤務先で兼業が許可されている場合に限りますが、登録者の中には、実際にフルタイム勤務しながら副業として翻訳を請け負っている方もいらっしゃいます。仕事を受ける上で大切なのは、タイムマネージメントとエージェントとの細かな連絡。特に、初めての仕事は納期を厳守して信頼関係を築くよう心がけましょう。「納期・品質・レスポンス」のバランスが大切で、お互いに信頼関係を築いて一緒に仕事ができるのが理想です。

翻訳担当者の話を直接聞けるとあって、参加者は真剣そのもの。質問も活発であらためて関心の高さを実感しました。これからも旬の業界情報をお届けし、より多くの方に翻訳者として第一歩を踏み出していただけるよう、グループ全体で受講生のみなさまをサポートしてまいります!

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