サイマル講師の翻訳本が出版されました!

  • 2016.11.14 Monday
  • 10:35

今月出版されました、サイマル・アカデミー翻訳者養成コース講師の翻訳本のご紹介です。

読書の秋にぜひ読んでみてはいかがでしょうか落ち葉

 

本 【東京校】翻訳者養成コース講師 三木俊哉先生

 

起業への挑戦.jpg『起業への挑戦』

ガイ・カワサキ著 海と月社


人生は短い。夢をあたためているひまはない!資金調達、採用、組織運営、製品づくり、売り込み、宣伝…。起業の現実を知り尽くした「アップル伝説のエバンジェリスト」にして「全米屈指のベンチャーキャピタリスト」だけが知っている、“本当の”成功者のやり方。

 

 

GRIT(グリット) 平凡でも一流になれる「やり抜く力」.jpg『GRIT 平凡でも一流になれる「やり抜く力」』
リンダ・キャプラン・セイラー、ロビン・コヴァル著 日経BP社

 

GRITは、いま米国で最も注目されている「成功のためのキーワード」です。最新科学で明らかになったのは、「真の成功」のための最重要要因は、生まれながらの才能やIQではなく、GRITだということです。GRITは、Guts(度胸)、Resilience(復元力)、Initiative(自発性)、Tenacity(執念)の頭文字をとった造語で、「やり抜く力」を意味します。

 

本書は、豊富な実例をもとに、GRITの身に付け方を手ほどきします。著者は、米国広告業界に旋風を起こしたリンダ・キャプラン・セイラーとロビン・コヴァル。彼女たちは、アフラックのアヒルCMの発案者として米国で広く知られています。さまざまなビジネスシーンにおいて、また子育てや日常生活の場面において、GRITをどのように育成していけばいいか、具体的かつ実践的に解説します。

 

 

本 【大阪校】翻訳者養成コース講師 北野寿美枝先生

 

虎狼.jpg『虎狼』
モー・ヘイダー著 早川書房

 

村から離れた邸宅に住む一家に、とつぜんの恐怖が襲いかかった。2人の男が侵入し、両親とその娘を邸内に拘禁したのだ。自由を奪った家族を、男たちはじわじわといたぶる。その真の目的とは?救いの手は来ないのか? だが、とっさの機転で邸宅から放たれた一家の飼い犬は、偶然にもキャフェリー警部のもとへ行き着いていた。ウォーキングマンの示唆を受けたキャフェリーは、犬の飼い主を探しはじめる。雲をつかむような捜索は、はたして一家を救えるか?「サスペンスの新女王」が放つ、緊迫感にあふれる最新作。

 

 

書店等で見かけましたら、ぜひお手に取ってみてください嬉しい

これまでの先生方、修了生の翻訳本の紹介はこちらから!

サイマル修了生 守さんの翻訳書が出版されました!

  • 2016.07.06 Wednesday
  • 16:11

サイマル・アカデミー翻訳者養成コース出版翻訳 修了生の守信人さんの翻訳本が2冊出版されました!

「数学」と「遺伝子組み換え」という一見、専門的な内容に守さんがどのように翻訳をしたか、教えていただきました楽しい

 

四葉のクローバー 守さんからのメッセージ 四葉のクローバー

 このほど『ニューヨークタイムズの数学』(ノンフィクション)の一部と『遺伝子組み換えのねじ曲げられた真実』(同)を翻訳する機会をいただき、ことし5月と6月に出版にこぎ着けることができました。数学や遺伝子の話は、会社勤め時代の科学系の仕事でも扱ったことがあり、それなりに慣れているつもりでしたが、本の翻訳となると話は別で、得がたい経験をさせていただきました。


『…数学』の方は、『タイムズ』に掲載された数学関係の記事を集めた本で、素人にもわかりやすい筆致で書かれています。翻訳のきっかけは、あるオーディションを受けて複数の訳者の一人に選ばれたことでした。担当箇所は序文、イントロダクション、第5章「暗号学と、絶対に破れない暗号の出現」で、邦訳650ページ以上のうちの80ページほど。分量的にはそう多くありませんでしたが、数学にかかわる部分を間違えてはいけないこと(当たり前!)に加え、『タイムズ』独特のちょっと気取った言い回しもあり、分量の割に密度が濃く神経を使いました。出版元の方針で、翻訳に関してチェッカーがつき、訳をチェックしてくれたのも初めての経験でした。指摘される点にもっともな点が多く、意味の解釈、訳文づくりの両面でよい勉強をさせていただきました。


『遺伝子組み換え…』はサイマル・アカデミーと先生のご紹介でお話をいただきました。本の内容は、遺伝子組み換え食品に反対する運動を担ってきた弁護士が、裁判の過程で入手した米国食品医薬品局(FDA)の書類から、FDAが違法に遺伝子組み換え食品を認めたことを突き止めたという主張を軸に、遺伝子組み換え食品の歴史を振り返る論争の書です。著者の立場は偏ってはいますが、それはそれとして、1970年代からの科学界の動き、政府と業界との癒着、流れに逆らった研究者に対する報復のすさまじさなど、極めて興味深い事実が次から次へと展開されていきます。経済や政治とからみあった科学史でもあり、政府、企業、科学界による情報操作の歴史とも読めるかもしれません。
ただ法律論でも科学的説明でも著者の叙述はねちっこく、翻訳しながら辟易させられることもしばしばありました。注を含めると、原書で500ページ余、翻訳で約750ページあり、量に圧倒されて、翻訳の細部に神経が行き届かなかったうらみはありますが、できる限り、専門知識のない方でも楽に読める日本語を目指したつもりです(とても実現できていませんが)。一冊を通して、術語の訳語をどう統一するか、あるいはしないか、という決断では最後まで悩みました。遺伝子組み換え食品の論争に興味のある方にはぜひ、読んでいただきたい本です。

 

ニューヨークタイムズの数学-数と式にまつわる、110の物語

ジーナ・コラータ 著、坂井 公 監修 WAVE出版

 

数学とは科学か芸術か?自然や生活に関連する「数」の不思議から、希代の天才数学者たちの素顔とその苦悩まで―。124年間、世界の知的好奇心を刺激し続けてきた人気エッセイ、日本初上陸。

 

 

 

 

 

遺伝子組み換えのねじ曲げられた真実

スティーブン・M・ドルーカー 著 日経BP社

 

多くの著名な生物学者や学術団体が、遺伝子組み換え食品を世に出すためリスクを隠蔽し、真実をゆがめてきた。本書はこの手の込んだ詐欺がどのように行われ、一般国民だけでなく、ビル・クリントンやビル・ゲイツ、バラク・オバマ、その他の明敏で影響力の大きい人物までが騙されたのかを克明に描く。

 

 

 

 

<プロフィール>

守 信人

2012年まで38年間、通信社科学部記者として勤務。原発、宇宙開発、IT技術などを担当。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。
2013年にサイマル・アカデミーへ入学し、翻訳者養成コース出版翻訳を受講。

サイマル講師 北野先生の翻訳書が出版されました

  • 2016.05.18 Wednesday
  • 10:28
サイマル・アカデミー大阪校の翻訳者養成コース講師、北野寿美枝先生の翻訳本『アックスマンのジャズ(早川書房)』が出版されました本

四葉のクローバー 北野先生からのメッセージ 四葉のクローバー
本書は、実際に起きた未解決の事件を題材にしたフィクション作品です。1919年のニューオーリンズで、斧を使って殺人を繰り返すアックスマンと呼ばれる犯人。人種差別の強い街で偏見と闘いながら、あるいは過去の罪を抱えながら、それぞれに殺人鬼を追う男女三人。やがて、アックスマンを名乗る人物がある新聞社に手紙を送りつけ、「ジャズを奏でていない者は斧をくらう」と犯行を予告したことから、ニューオーリンズの街は恐怖と混迷の度を深めていきます。平行し、ときに交錯しながら事件を追いつづける三人が手にした真相は……?
また、かのルイ・アームストロングをモデルにした青年も登場して物語にさわやかな彩りを添えてくれます。こちらもどうぞお楽しみに!


160516_アックスマンのジャズ.pngアックスマンのジャズ
レイ・セレスティン著 早川書房


1919年のニューオーリンズで、斧を使って殺人を繰り返す、アックスマンと呼ばれる犯人。「ジャズを聴いていない者は殺す」と予告までする殺人鬼を懸命に追う男女がいた。人種差別の強い街で、黒人の妻がいることを隠して困難な捜査をするタルボット警部補。ある事情から犯人を捕えるようマフィアに依頼された元刑事ルカ。ジャズマンと共に事件の解明に挑む探偵志願の若い女性アイダ。彼らの執念で明かされる衝撃の真相とは?実際に起きた未解決事件をもとに大胆な設定で描く、英国推理作家協会賞最優秀新人賞受賞作。


<プロフィール>
北野 寿美枝
翻訳家。サイマル・アカデミー卒業後、講師を務めるかたわら、ミステリを中心に出版翻訳を手がけている。訳書にクレイグ・ヒックマン「イノベーター」、ルイーズ・ウェルシュ「カッティング・ルーム」、ジャン・モリス「わたしのウェールズ、わたしの家」、ジョー・R・ランズデール「サンセット・ヒート」などがある。

旗 サイマル・アカデミー大阪校 翻訳者養成コースについて

サイマル修了生 藤崎さんの翻訳書が出版されました!

  • 2015.06.17 Wednesday
  • 15:11
サイマル・アカデミー翻訳者養成コース英日総合翻訳(現:出版翻訳)修了生の藤崎さんの翻訳本『気候カジノ』が出版されました!書店などでぜひお手に取ってみてください楽しい

かわいい藤崎さんからのメッセージかわいい
『気候カジノ』は、気候変動問題を経済学者の視点から述べた本です。なぜ人は、自動車や電化製品を購入する際、エネルギー効率に過小投資するのか。コップ1杯のミルクでさえ温暖化に寄与しているという事実を、わたしたちはどう受け止めるべきか。こうした問題提起を通じて、著者は、気候変動がわたしたちの日常生活と深く結びついた身近な問題であることを教えてくれます。

翻訳者として感じたこの本の最大の魅力のひとつは、あらゆる可能性を排除しないバランスのよさです。気候変動問題と言えば、地球は温暖化しているという「主流科学」と、それはでっちあげだとする「懐疑派」が激しい論争を繰り広げる分野ですが、著者は前者を支持しつつも、「経験科学の世界では、絶対的な確信に達することはない」として、懐疑派の主張についても紹介しています。同様に、気候変動による影響、温暖化抑制に向けた取り組み、政策に関しても、さまざまな可能性が提示・考察され、わたしたち自身に考え、判断する余地を与えてくれています。

気候変動問題に関して幅広い知識を得たいという人や、偏りのない議論を通じて自分なりの結論を模索したいという人にはぴったりの一冊だと思いますので、ぜひ手に取ってみてください。

気候カジノ
ウィリアム・ノードハウス著 日経BP社

さらなる経済成長と地球温暖化の防止は両立できる。米国経済学の権威W.ノードハウスによる進まない温暖化対策への緊急提言。
kikocasino.jpg

<プロフィール>
藤崎 香里さん
アメリカン大学国際関係学部卒。2009年4月にサイマル・アカデミーに入学。翻訳者養成コース総合翻訳(現:出版翻訳)を受講し、2014年春に修了。

本 その他の藤崎さんの翻訳書はこちら

サイマル修了生 小林さんの翻訳書が出版されました!

  • 2015.06.17 Wednesday
  • 15:11
サイマル・アカデミー翻訳者養成コース英日総合翻訳(現:出版翻訳)修了生の小林さんの翻訳本『波乗り介助犬リコシェ』と『グッド・ガール』が出版されました!
フィクションとノンフィクション両方翻訳した小林さんに、翻訳する際のエピソードなど伺いました楽しい

にじ小林さんからのメッセージにじ
今回運良く『波乗り介助犬リコシェ』(ノンフィクション)と『グッド・ガール』(フィクション/ミステリ)という、ジャンルの違う作品を立て続けに翻訳する機会に恵まれました。その中でフィクションとノンフィクションそれぞれ感じたことについて、少し書かせていただければと思います。

ノンフィクションはやはり「落ちこぼれ犬が波に乗った」「大事故から生還して一流大学に進学した」などのドラマが前提にあるので、忠実に訳していけばある程度インパクトのある作品に仕上がる、という点ではやりやすかったように思います。ただし著者のナマの感情や価値観が前面に出る分「いや、そう思っているのはあなた(著者)だけではないか」と疑問を持たざるを得ない箇所もあり、読者の感情とどう折り合いをつけるか迷ったこともありました。(これは別の本なのですが、「女性は子どもを産んで当たり前」と取れる一文があり、「今の社会の流れを考えるとそのまま訳出はできない」と担当者さんにお伝えしました)。

フィクションに関しては「推進力のある訳文」とは何か、と考えることができたのが、今回挑戦してみての最大の収穫だったかもしれません。『グッド・ガール』を一旦訳し終えたところで「どうも文章がバラバラしていて読み進める気になれないな」と不満を覚えました。それはおそらく一文ずつを正確に訳するのに必死になって、ストーリー全体としての「うねり」を捉えきれず、推進力に欠ける訳文になっていたせいだと思います。特にミステリの場合、読者は「この先どうなるのか」というスリルや期待感を持って読むので、訳文が立ち往生しているようではページをめくってもらうのは厳しいはずです。具体的な技術としては文章の長短を調節してリズムを作る、文章のつなぎ方を工夫する、章の最初や最後は少し大げさに訳する、などいろいろあると思います。もちろん、すべては原文を尊重しながらのことですが……。

月並みですが「理想の翻訳はどこまでも遠い」というのが2作品を訳しての私の感想です。受講生の皆さまが翻訳をされる際、少しでもご参考になりましたら幸いです。


波乗り介助犬リコシェ 〜100万人の希望の波に乗って
ジュディ・フリドーノ/ケイ・プファルツ著 辰巳出版
一度は失格の烙印を押されてしまったリコシェが、波乗り介助犬(SURFice dog)として “自分らしく" 才能を発揮し、障害を持つ子どもや、心に深い傷を負った大人たち、そして、その家族や周りの人たちの心を癒していく……世界中のたくさんの人々の心を動かした、感動のノンフィクション。
ricochet.jpg

グッド・ガール
メアリー・クビカ著 小学館文庫

有力者である判事の娘ミアが、25歳の誕生日の直前に誘拐された。彼女は3ヶ月後に無事帰宅するが、監禁中の記憶を無くしていた。娘の回復を願う母、事件を追う刑事、ミアを誘拐した男。誘拐前と誘拐後、2つの時間軸から三者三様の生々しい真実が語られ、やがて事件の真相は明らかになるかに見えたが…。
goodgirl.jpg

<プロフィール>
小林 玲子
学生時代に翻訳者養成コース総合翻訳(現:出版翻訳)を受講し、数年のブランクを経て2012年に復学、2014年春に修了。

本 その他の小林さんの翻訳書はこちら

サイマル講師 北野先生の翻訳書が出版されました

  • 2015.04.27 Monday
  • 11:56
サイマル・アカデミー大阪校の翻訳者養成コース講師、北野寿美枝先生の翻訳本『氷雪のマンハント(早川書房)』が出版されました!

氷雪のマンハント
シュテフェン・ヤコブセン著 早川書房

急死した大富豪の金庫に隠されたDVDに収められていたのは、若い男の処刑場面だった。男たちの歌声が響き、黒い袋が投げ渡される。中身を見た若者が駆け出し、ライフルの銃声が響く―人間を獲物にしたハンティングなのか?DVDを見つけた大富豪の娘は、プロ調査員のミケールに真相究明を依頼する。彼はわずかな手がかりを追うが、その調査が元軍人の奇妙な死を追う女性刑事の捜査と交差した時、事態は急速に動きはじめた!
デンマーク生まれで整形外科医でもあるシュテフェン・ヤコブセンの第4作目であるこの作品は、アメリカ、イギリス、オランダ、ドイツ、フランス、中国でも出版され、映画化も進んでいる。
kitano_0427.jpg

<プロフィール>
北野 寿美枝
翻訳家。サイマル・アカデミー卒業後、講師を務めるかたわら、ミステリを中心に出版翻訳を手がけている。訳書にクレイグ・ヒックマン「イノベーター」、ルイーズ・ウェルシュ「カッティング・ルーム」、ジャン・モリス「わたしのウェールズ、わたしの家」、ジョー・R・ランズデール「サンセット・ヒート」などがある。

本 サイマル・アカデミー講師・受講生の翻訳本はこちら

サイマル講師北野先生の翻訳書が出版されました

  • 2014.11.11 Tuesday
  • 10:39
サイマル・アカデミー翻訳者養成コース(大阪校)の講師、北野寿美枝先生の翻訳本『秘密資産(早川書房)』が出版されました!!前作の「ブラック・フライデー」に続く金融サスペンスの世界をぜひ堪能してみてくださいグッド

秘密資産
マイクル・シアーズ著 早川書房

巨額の投資詐欺容疑で逮捕されたウィリアム・フォン・ベッカーが拘留所で死んだ。元花形トレーダーのジェイスンは知り合いを介し、遺族から亡き父の隠し資産を探し出してほしいと依頼される。好条件の報酬を得るため、いまだに定職のないジェイスンは引き受ける。だがやがてウィリアムが麻薬カルテルと関わりのあることが判明、そしてジェイスンの家族に危機が迫る!親子の感動的な絆を絡めて描く金融サスペンス。



<プロフィール>
北野 寿美枝
翻訳家。サイマル・アカデミー卒業後、講師を務めるかたわら、ミステリを中心に出版翻訳を手がけている。訳書にクレイグ・ヒックマン「イノベーター」、ルイーズ・ウェルシュ「カッティング・ルーム」、ジャン・モリス「わたしのウェールズ、わたしの家」、ジョー・R・ランズデール「サンセット・ヒート」などがある。
 

2014年サッカーW杯開幕直前!修了生の翻訳書『アレックス・ファーガソン自伝』が出版されました

  • 2014.06.11 Wednesday
  • 16:41
サイマル・アカデミー英日総合翻訳コースの修了生、小林玲子さんの翻訳本『アレックス・ファーガソン自伝』が出版されました

英国マンチェスター・ユナイテッド名監督の自伝です
W杯で盛り上がるこの時期、サッカーファンの方はもちろん、多くの方に読んでいただきたい1冊です

 

小林さんからのメッセージ

今回思いがけず、マンチェスター・ユナイテッドの元監督の自伝の翻訳という大きなお仕事を任せていただきました。私自身サッカーが好きなので、ファーガソン元監督の語るサッカーの世界には比較的素直に入り込むことができ、自分の興味のある分野を翻訳できるのは幸せなことなのだ、としみじみ思いました。

それでもサッカー独特の言い回しには難しいところもあり、さりげなく出てきた「10」という数字が背番号なのか、「10番タイプ」というように選手の特徴を表す数字なのか、頭を抱えたこともあります。また世界的に有名なクラブということで、クラブ史に残る名場面はもちろん、ちょっとしたシーンもYouTubeで動画を発見することがありました。ノンフィクションでは「映像による証言」を意識しながら訳していくことも大切なのだ、と勉強になりました。

本書にはW杯で活躍を期待される香川真司選手の名前も登場します。W杯観戦のかたわら、是非目を通してみてください。

 

アレックス・ファーガソン自伝

アレックス・ファーガソン著 日本文芸社

「ユナイテッドの辞書に〈退屈〉という言葉はない」

――英国プレミア・リーグ、マンチェスター・ユナイテッドの監督として27年間チームを率い、その黄金時代を築き上げた世界最高峰の名将の軌跡。強固な意志でチームを勝利へ導いた闘将の、緻密な戦略と人身掌握術から生み出される「勝つ」ためのセオリーとは?

ベッカム、ギグス、ネヴィル、クリスティアーノ・ロナウド、ルーニーなど錚々たるスター選手たちを育てた指揮官の卓越した手腕、監督心理、戦術のすべてが詰まった一冊。


<プロフィール>

小林 玲子さん

学生時代に総合翻訳基礎科での受講をスタート。数年のブランクを経て2012年に総合翻訳本科に復学し、2014年春に修了。

サイマル講師三木先生の翻訳書『スノーデン・ファイル』が出版されました

  • 2014.05.26 Monday
  • 13:30

サイマル・アカデミー翻訳者養成コース(東京)講師、三木俊哉先生の翻訳本『スノーデン・ファイル 地球上で最も追われている男の真実(日経BP社)』が出版されました。
話題の新書です!ぜひ書店・インターネットでチェックしてください


三木先生からのメッセージ
スノーデンの資料をもとに一連の衝撃的な記事を書いた『ガーディアン』紙に、英政府は何をしたか? 資料データが入ったPCを破壊せよと命じたのです。国家というものの恐ろしさを思い知らされます。エドワード・スノーデンという若者の人生も、そんな国家に翻弄された部分が少なからずあるのかもしれません――。
本書は、スパイ組織の情報収集の実態、情報リークにいたる経緯、英米政府当局と『ガーディアン』の手に汗握る攻防といった内容にとどまらず、スノーデンという人間そのものにもさまざまな角度から光を当てようとしています。
佐藤優さんが推薦文を書いてくださいました。

スノーデン・ファイル 地球上で最も追われている男の真実
ルーク・ハーディング署 日経BP

全世界のメール、SNS、通話は米国NSA(国家安全保障局)の監視下にあった──。
エドワード・スノーデンは、歴史上類を見ない内部告発者である。世界最強ともいえる情報組織NSA(米国国家安全保障局)のトップシークレットを大量に持ち出し、メディアを通じて世間に公表した。
スノーデンが情報リーク先に選んだ『ガーディアン』紙が、本書でその一部始終を明らかにする。スノーデンが明らかにした衝撃の事実の数々と、リーク情報の公表を阻むためにさまざまな圧力をかける米英の政府・情報機関とメディアとの凄まじい攻防も読みどころ。
スノーデンから得た情報をもとにした米国政府の情報収集に関する報道で、『ガーディアン』は『ワシントン・ポスト』とともに、2014年のピュリッツァー賞(公益部門)を獲得した。


<プロフィール>
三木 俊哉
京都大学法学部卒業。企業勤務を経て、産業翻訳(英日・日英)およびビジネス書の翻訳に従事。訳書:『スティーブ・ジョブズの流儀』『完全網羅起業成功マニュアル』『ヘッジファンド 投資家たちの野望と興亡』他。サイマル・アカデミー翻訳者養成コースの卒業生でもあり、現在は講師として後進の指導にあたっている。

興奮と感動の金融サスペンス!サイマル講師北野先生の翻訳書をご紹介

  • 2014.02.10 Monday
  • 12:13
サイマル・アカデミー翻訳者養成コース(大阪校)講師、北野寿美枝先生の翻訳本『ブラック・フライデー(早川書房)』が出版されました
興奮と感動の金融サスペンス、ぜひ一度手にとってご覧ください

 

北野先生からのメッセージ

本作はウォール街の証券業界を舞台にした金融サスペンスなので、ミステリの要素はもちろん、金融事件がらみです。ですが、この作品のもうひとつの読みどころは、父子のドラマだと言えるでしょう。主人公のジェイスン・スタフォードは、ある理由で離れて暮らしていた息子のジェイスン・ジュニア(通称キッド)と2年ぶりに生活をともにしはじめます。その歳月の空白を埋めるように探り探りだった関係が、時間の経過とともに少しずつ深まっていくのです。もうひとつ、登場場面は少ないながら、ジェイスンの父親が息子であるジェイスンに注ぐまなざしがとても温かいのです。父子のあいだに信頼と愛情が育まれてきたことが伝わってくるはず!ふだんはシニカルなジェイスンも、この父には安心して弱みを見せることができるんですね。

本筋であるミステリ部分も楽しんでいただいたうえで、ジェイスンを中心としたふたつの父子関係にも、ぜひご注目を。

ブラック・フライデー

マイクル・シアーズ著 早川書房

興奮と感動の金融サスペンス。シェイマス賞最優秀新人賞受賞作

不正行為を働き、二年間服役した元花形トレーダー、ジェイスン。彼はウォール街の証券会社の最高財務責任者から、思わぬ仕事を依頼された。事故死した若手社員の取引の資料を証券取引委員会が提出するよう求めている、何か問題があるのか調べてほしいというのだ。高額の報酬に惹かれジェイスンは受諾するが、やがて大きな陰謀が明らかに。金融界出身の著者が、父子の心の交流を織り込んで描く興奮と感動のサスペンス小説。



<プロフィール>

北野 寿美枝

翻訳家。サイマル・アカデミー卒業後、講師を務めるかたわら、ミステリを中心に出版翻訳を手がけている。訳書にクレイグ・ヒックマン「イノベーター」、ルイーズ・ウェルシュ「カッティング・ルーム」、ジャン・モリス「わたしのウェールズ、わたしの家」、ジョー・R・ランズデール「サンセット・ヒート」などがある。

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